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 下記は新家完司、雫石隆子、田中新一の選者各氏の佳作をいただいた作品。父が逝って10年以上が経ったが、遺品はまだそのままにしている。いつまでも生前の顔で、ときどきひょいと目の前に来ては笑っている。生きていればいま88歳。前田咲二瓦版会長と同年齢。高校教諭の職を退いてからは、頼まれて国文学の講座の講師を務めながら水墨画を描いていた。
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
淡墨桜 
 亡父といる     たむらあきこ
桜闇の向こうに棲んだままの父
たましいのかたちに書画が遺される
わたくしが死ねば必ず父も死ぬ
仕事場のイーゼル父の影を曳く
父の名で検索父が前にでる
許せない父は数えぬことにする
南無阿弥陀佛の掛け軸の字も父である
それからの十年父が傍にいる
独りだとしても包んでくれている
父として淡墨桜をふり仰ぐ

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