(28日、記す)一昨日送っていただいた 竹内ゆみこ川柳句集『 レム睡眠』を近くのドトールにて熟読(二回目)。昨日一回目を読ませていただいて、しばらく選句。どの句もほぼ間違いがないとの印象で、腑に落ちてはいたものの念のため二回目を読ませていただいた。このあと少し日をおいて三回目を読ませていただくことにする。
氏は、川柳瓦版の会が主催する「咲くやこの花賞」にもご参加、現在3位の好位置につけておられる。実力というべきだろう。どの句もまず弛みがない。ご出版を心からお祝い申し上げます。
氏は、まだ40代に入られたところで、これから大輪の花を咲かせることを期待させていただいている方々のうちのお一人。昨年の第11回川柳マガジン文学賞に続き、今年は第18回杉野十佐一賞も受賞しておられる。
かつて夜市誌上川柳大会にて前田咲二会長と首位を争った(0.5点差?で会長が一位)ことは、会長から伺っている。以来会長が期待し、可愛がって(?)おられる若手のお一人。
十年程前のことだったか、初めて(?)夜市川柳大会に出席、氏が前年度のベストテン(夜市誌上川柳大会)入りしたことで選者をしておられたのを覚えている。下記は15句を抄出させていただいているが、ほかのどの句にも取り立てて欠点がないと読ませていただいた。《進化論いつかは人になれそうで》は、一昨年の「咲くやこの花賞」で私が≪天≫に採らせていただいた句。これからのご活躍を楽しみにさせていただきます。(たむらあきこ)
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竹内ゆみこ川柳句集『 レム睡眠』より抄出15句
0から1へ ものすごく遠いねえ
すみませんあしたはどこにありますか
残念賞を袋いっぱい持ち帰る
返事するひとりぼっちにさせぬよう
さよならの匂いの残るシャツといる
たった一つの答えに出合うまで踊る
何もないかも知れないけれど手を開く
進化論いつかは人になれそうで
花びらのひらひらひらを聴いている
どこへでもお逃げなさいと夜が来る
わたくしを見つけてくれる月明かり
釣針を垂らそう闇が掛かるまで
ほっとするおんなじとこにいてくれて
一身上の都合で夜がやってくる
さようならすこうし厚い壁になる
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