Loading...Loading...

 前田先生の句を拾うのは、ゆっくりしているとこれからの私の余白の時間的にも厳しいものがあるので、毎日30句と決めて挙げてまいります。だいたい夜中から早朝にかけて仕事をしてまいりますので、これから一日に二度ブログをアップしていくことになります。
 がんばれるだけがんばりますが、途中アップできていないときは休憩しているとして、しばらくお待ちください。(__)
 ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
高野山・壇上伽藍吟行20句(2018/9/19-20)
声明(しょうみょう)の透明 目瞑ればきのう
法身(ほっしん)の里の大伽藍を夕日
鉛色の宙(そら)にも塔が呼びかける
  やわらかに雨 長月の黙(もだ)
大塔内陣 あざやか十六大菩薩
根本大塔がちいさな過去を折る
きのうの町石をまなうらにのこす
六角経蔵を回している上皇
御社の高みにおわす地主神
西塔を横切る雨とわたくしと

ここに在る 三鈷の松もわたくしも
町石の間もやがてふりしきる
西行桜のうしろ法師が立ちあがる
曇天の曇を切りとる大伽藍
円通律寺をリフレインする雨宿り
収蔵のお市の方経(ふ)る四百年
雨もやや艶めく愛染堂あたり
空風火水地 洗ってゆく驟雨
御影堂のいらかにゆるやかな時間
蛇腹路 じゃばらに過去がひっかかる

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

「なるほど!」「いいね!」と
思ったらポチっと(無記名)

 先生は、お会いした傘寿(少し前)ですでに左目が見えなかった。右目も、眼の中にタマがあるとかで、そのタマに遮られて披講にいつも少し時間がかかった。そういうことを感じさせない身のこなしは、江田島の海軍兵... 「手のなかに師・前田咲二❷‥《たぐり寄せてみればわたしの影だった》(前田 咲二)」の続きを読む
(8日、記す) 7日。目を覚ましたら、なんと9時。予定していた川柳クレオの大会をあきらめる。(ゴメンね、正人さん。昨夜、なんばの喫茶店で65句詠んでいたのよ) そこへ電話、それではと阪南句会に出かける... 「(7日)阪南10月句会‥《逝ったひとを踏む忘恩の影だろう》」の続きを読む
(8日、記す) 6日。早朝大雨。大会出席をあきらめようと思ったが、前日ある柳人から前田咲二先生の資料を持ってきてくださるというお電話をいただいていたので、迷っていた。そのうち小降りに。和歌山市駅8時5... 「第24回 川柳塔まつり‥《カラフルを咲かせてわたくしの孤独》」の続きを読む
 すこし休んで気力が整った(充実、とまではいかない)ので、昨夜前田咲二先生自筆の遺作(出版社から先月19日付けであきこ宛てに段ボール箱入りで発送され、翌日受け取ったもの)を手に取り、拝見。本日夕方ドト... 「手のなかに師・前田咲二❶‥20年前の作品30句を抄出」の続きを読む
 13時半から市民会館にて。小・中学生の部の応募句から十三句を選び出し、パソコンに入力。比べやすいようにプリントアウトしたものを持参、ほかの選者二名にも見ていただく。一般の部もあきこを含む七名の選者で... 「文芸まつり(和歌山市)審査会」の続きを読む
原この磁石辛い記憶を倍に寄せ 丸山 孔平  不要と思われる「この」「倍に」を省きます。 添辛い記憶ばかりを引き寄せる磁石 原目立つ事内緒にしたいでも洩れる 松田 眞弓  内容的に芯を残して枝葉を切り、... 「川柳クリニック Vol.19 No.01(川柳マガジン9月号から転載 川柳クリニックDr. : たむらあきこ)」の続きを読む
Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K