11月中頃にしんぶん赤旗から依頼のあった一文なのね。12月11日(金)掲載。「読者の文芸」川柳欄の選者としての感想文です。9面の掲載ですが、なんと!昔好きだった俳優の篠田三郎さんの記事と写真の真下なのね!! 1948年生まれとか。おたがいトシをとりましたね~、笑。でも、いまも素敵。(関係ないっちゅうねん…。) 下記一文、見出しは「川柳 コロナを乗り越える」で、かなり大きく紙面をとっていただきました。
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「読者の文芸」この1年 たむらあきこ
今年はコロナ禍に世界中が暗く覆われた。家の中で〝自粛〟せざるを得なかった人々から、その状況下の生活実感が寄せられた。
「ささやかな兵糧(ひょうろう)背負い妻帰宅」出町正俊/不要不急の外出を控えてのまとめ買いだろう。「兵糧」で状況を戦時にたとえている。
「なんとなくしょぼんとしてる豪華船」田尾八女/クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内で新型コロナウイルスに集団感染。豪華船も心もち元気がないように見える。
「ニューファッション色柄あまた布マスク」翠みち子/もちろんコロナ禍に笑ってなどいられない。しかし、そういう状況だからこそ、せめてマスクのおしゃれくらいはしようと。
「3密にどうしてもなるウサギ小屋」桑山俊昭/我われの住宅事情からすると、家庭で3密を避けることはむずかしい。ウサギ小屋の暗喩、庶民のどうしようもない現実。
「人の目が監視カメラになっている」和泉まさ江/感染拡大防止のため、飲食店などに時短営業が要請された。そこへ、貼り紙などで営業自粛を強要する「自粛警察」と呼ばれる人たちが出てきた。
「ウイルスに暮らしが支配されている」大和峯二/作者も、3密の回避や新しい生活様式の奨めなどの提言に従っているのだろう。
「ゴミ出しもしてこそもの言える自粛」石渡貴久/みんなが家にいることで煮詰まってくる。そこにちょっとした心遣いがあるといさかいも回避できる。
「コロナ後に手つなぐ世界期待する」堀西和子/歴史的に、災厄は人々の考え方や行動様式を変えるきっかけになった。今回も世の中の変革や進歩につなげたいと、作者。
以上、句はコロナ関連に絞った。酷(むご)い状況を、手を携えて乗り越えていきたい。
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