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人形をゴミに出しては持ち帰る  山口県 下村由美子
 〈評〉人形には魂が宿るといわれる。捨てることに抵抗を感じる人も多い。気持ちの整理がつかない作者は、収集車が来る前にまたそっと持ち帰る。

籠もり居のプシュッと開ける三本目  東京都 髙科 謙称
ワクチンを受ける勇気はまだ持てぬ  鹿児島県 清永 進子
お迎えが入院よりも先に来る  神奈川県 本間  勝
ステイホーム同士が交わす長電話  東京都 渡辺 世潮
「過去最多」の活字見るのも過去最多  北海道 寺田 昭夫
そういえばアベノマスクはどこ置いた  千葉県 田尾 八女
妻ばかり褒められている五十年  秋田県 柴山 芳隆
やじろべえ大決断の要る五輪  香川県 田村 節子
ワクチンと五輪頼みの浮揚策  東京都 長谷川 節
日銀が歌えば踊りだす株価  北海道 山本 光昭
医療費増カネの切れ目が切る命  堺市 大和 峯二
スキー場雪は足りたが客足りず  東京都 松澤  巖
納税に見合う政治を待ってます  広島県 岡本 信也
分かってはいるが抜け出せない布団  神奈川県 小室ひろし

(※本日23日の『前田咲二の川柳と独白』、売上ランキング10位。個人の句集としては、1位。)→右、『たむらあきこ千句』ほかのバナーをクリック、開くと下に出ています。

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 部屋の片づけをしていると、すっかり忘れていた句がいろいろ出てくる。いままで、句集を編むときの自選から外れたものだが、いま見ればそれほど悪くない。  いくつか挙げると。 押印をたどってゆくと火の匂い ... 「落穂拾い」の続きを読む
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