柳人紹介 (36)越智学哲さんの21句
夢のないやつだ魔法にかからない
どぶ川を跳び越えてきた自負がある
野良猫の矜持だれにも靡かない
少年のそれぞれにある宝島
赤貧の路地駆け抜けた幼年期
自傷痕見てはならないものを見る
カミソリと言われた頃の不眠症
また一人団塊散って花曇り
団塊が戦い終えて欠けてゆく
生きるのはたやすいことかなあ友よ
貧しさを自慢しあったピケの夜
巣ごもりの続く夫婦の擦過音
存在の孤独 夜汽車の窓明かり
点鬼簿は無用ひとりの樹木葬
おおいみんな無事か元気か幸せか
外は雨陽水を聴き引き籠もる
マルクスかじり自由労働
善人は怖い秘密を守れない
歯ぎしりが響く氷河の断末魔
裸婦像を上下斜めから覗く
人肌のこの世の酒もあとわずか
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あきこさん
私の偏った句の中から、21句アップしてくれてありがとうございます。昭和への愛惜、団塊の世代への挽歌を詠み連ねた句ですが、なるほどこういう句があきこさんの目に留まるのかと、納得がいきました。確かに私の詠みたかった句が多い。句会では没になった句が半数以上あります。
自分の詠みたい句は何なのかをもう一度よく考えて、今後の参考にしたいと思います。
かえすがえすも、ありがとうございます。
越智学哲
越智学哲さま
昨夜、知人から電話が入りました。
「これだけの句を詠む人なのだからとネットで調べたが、ほとんど載っていない」と。
川柳はされていないかたですが、そのように、限定的ながら句を鑑賞するちからはあるかたなのね。
これからは、「だれの」選に入るかでご自分がご自分の川柳の方向性を探り、決めていかれればいいと思います。
がんばってね!!!!!(^◇^)