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   陽だまりのあまさ回顧へ引き返す    あきこ 
【評】単なる日向ぼこの句ではない。いつも未来を考え凛と生きていてもそこは生身。あの甘ったるい「陽だまり」にすっぽり包まれると、ふと楽しかった過去などを振りかえってみたりもする自分に苦笑いをしている作者。
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   向日性を言われてかるくする筆致    あきこ
【評】自分の内面をいつも見つめているところから生まれた句のようだ。こういった心象の句は、みんなが感じるまま臨むのがいいのだが、感じたことを述べてみる。作者は自分を「向日性」ではなくむしろ「背日性」としていたのかも知れぬ。秘めていた「向日性」を他から言われ、他を容れぬあまりにものひたむきさを改めてみようといっている。それを「筆致をかるくする」という巧みなことばで表している。「筆致」は「生き方」ともとれる。          
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 上記は、堺番傘11月句会に出席の折、課題吟として出句した2句。柳誌「川柳ちぬ」1月号に、選者の日野愿氏が、佳句として上記のように評してくださった。有難うございました。



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陽だまりのあまさ回顧へ引き返す”にコメントをどうぞ

  1. りょーみさすけ on 2012年12月28日 at 9:58 AM :

    高度成長期に突如として、大都会東京に現れ、火を吹きながら、JRを跨ぎ、電車やビルを踏み潰したゴジラの大きさを少年の頃の自分は計算したものだった。股下は15メートル、身長は60メートル程にもなる。それと勇敢に対峙したのが宝田明、河内桃子の美男美女であった。さて平成の時代になってゴジラはニューヨークに渡り、やはり記憶の恐竜となるも、頑丈そうにも見える膝を痛め、野球のボールさえ掴めなくなる。吐き出すのは溜息ばかり。そこで引退を決意したゴジラ。そのコメントが「日本には食指が動かない」だと。何ということを言うのだ!( ̄△ ̄#) ウラー このゴジラいい奴だから、悪く言う人がいないので、敢えて私が苦言を呈する。
    『陽だまりのあまさ回顧へ引き返す あきこ』 

    • あきこ on 2012年12月28日 at 10:43 AM :

      りょーみさすけさま
      ゴジラねー。
      古い映画で見たような気がする。(と、さりげなく自分の若さ?を強調)
      あのかたも大きな花火を打ち上げられたけれど、そろそろ落日なんですかね。
      一回きりの夢です、人生は。
      川柳界はその夢を見られる期間が長いので、ありがたいですね。
      腰が痛くても、膝が痛くても続けられますもん。(グルコサミン&コンドロイチンのサプリもあるし)

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