「立山賦(たてやまふ)」という題で冠雪の立山連峰を連作で詠みたいと考えている。ネットで調べると、なんと連峰は年間50日位しか見えない。冠雪の連峰がくっきり見える日となるとさらに限られ、調べるほどに絶望的な気持ちになってくる。
一週間ほど近くのホテルで待ち受けていても、見えるとは限らない。大会に被せて富山県を訪問させていただくうちにいつか見える日もあるかも知れない。その日は大会はひとまず措(お)き、ペンを握りしめて氷見線に乗り、富山湾越しに数百句を詠んでこようと考えている。和歌山市からは約5時間。富山は近いようで遠い。この峻厳(しゅんげん)な恋人に逢えるのだろうか。