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 熊野川(くまのがわ)は、奈良県、和歌山県、および三重県を流れる新宮川水系の本流。下流の熊野本宮大社と熊野速玉大社間の流域は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている。
 古来身分を問わず多くの人々が憧れをいだき、救いを求め、蘇りを願って異郷の地とも思える山深い熊野の地を目指した。険しく厳しい旅をしてまでこの地へ詣でる理由は何だったのか。熊野の自然は四季の変化に富み、山高く水清く、各所に湧き出す温泉がある。この地にたどりついた人々は この世の極楽浄土を見る思いだったのかもしれない。
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 5日は和歌山市駅を8時21分発、和歌山駅でJR特急くろしお1号に乗りかえ、新宮駅11時49分着。12時15分発のバス(熊野交通)で志古まで。12時53分着。ジェット船は13時30分発。瀞峡をめぐってUターン、15時25分ふたたび志古着。15時40分発のバスで新宮駅まで。16時12分着。JR紀勢本線で新宮駅17時55分発、熊野市駅18時26分着。熊野市泊。
 6日は9時10分発北山村営バスにておくとろ公園まで。10時10分着。北山川観光筏下り(13時、第2便)(以上、予定)
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 (みそぎ)は神道用語で、身に(けが)のあるときや重大な神事などに従う前、または最中に、氷水、滝、川や海で身を洗い清めること。類似の垢離(こり)とは、神仏に祈願するときに冷水を浴びる行為。水垢離(みずごり)、水行(すいぎょう)とも言う。冷水を被り、大小さまざまな罪や穢れを洗い落とし、心身を清浄にすることである。
 今回の吟行に熊野川を思いついたのは、この地で禊をしたい気持ちがどこかにあったからかもしれない。これはごく日本人的な発想ではないかと思われる。
 〈川の参詣道〉である熊野川をジェット船で遡り、翌日上流の北山川をしぶきを浴びて筏で下ることを考えるだけでも、聖地における〈禊〉的爽快感を覚えた。

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