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「柳豪のひとしずく(たむらあきこ特集)」より20句❷
なまぐさい独りを風に覗かれる
(せめ)ぎあいながら独りを生きている
影淡し毀(こわ)されるものこわす者
わたくしの放心刺したままの月
掴みきれぬものをつかんで生きている

マヨネーズ和えを愛だと言っておく
サンマの骨とらえ独りを秋にする
鈍感なおとこ了解とりにくる
一閃の恋がいのちを朱に染める
別れてあげるときには愛がもっと要る

結末が暗いところに置いてある
猫という暗さでねこがしのび寄る
たましいの凭(よ)るのは月の暈あたり
わたくしに真水を足してくれる旅
自らを問うて孤塁に立っている

まなうらにザワザワ不時着のきのう
どの蓋をかぶせて肯定とするか
まなざしを整えてからきみを見る
ずばり切りきれぬ毀れたものばかり
うつし世の隅に背鰭をたてている

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