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 前田咲二遺作集 平成10年」分の抄出は、昨夜で終了いたしました。本日川柳塔わかやま吟社でひと月ぶりの柳友たちと楽しんでまいります。
 平成10年度の先生の句会出席数は112回。お預かりした自筆の稿に遺されている句は、没句も含め千数百句。抄出したのは、210句。
 誌上大会出句分などはお預かりしておりませんので、まだまだ手元に送っていただいたもの以外に遺っていると思っております。発表誌など、お手元にございましたら、あきこ宛てご一報くださればありがたく思います。よろしくお願い申し上げます。(__)
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(15日、記す) 12時半ごろ自転車で和歌山商工会議所4Fまで。大輪、まさみ、京子、冨美子、紀子、紀久子、小雪、ほのか、知香、准一、徑子、寿子、保州ほかみなさまとごあいさつ。席題は「読む」。
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[川柳塔わかやま吟社10月句会] 出席15名。欠席投句?名。
本日の入選句。

雰囲気を読んでも正体はおぼろ (三宅保州選「読む」 佳)
弁当が愛のアートで食べられぬ
弁当の途中でひろう着信音 (藤原ほのか選「弁当」 地)
訳アリどうしの長い話が終わらない (川上大輪選「訳あり」 佳)
訳ありのおんなに送られる秋波 (川上大輪選「訳あり」 佳)
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 本日の没句3句をストック。出句後寿子さんほか、四人でお城の売店近くでおしゃべり。

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『前田咲二遺句集 平成10年』❼ 伸び切った輪ゴムの中に妻と居る 夫婦別姓 首輪が少し軽くなる スランプの形で髭が伸びている マツタケにもカニにもぼくは不感症 うどんのネギ多いと幸せと思う 外野席の主... 「手のなかに師・前田咲二❼‥《気心を許し外濠埋められる》(前田 咲二)」の続きを読む
『前田咲二遺句集 平成10年』 神様がいいと言うまでただ歩く 歩き疲れて仏の膝をお借りする 使い捨てカメラで軽い恋を撮る 肩書きを捨てて自分が見えてくる 新聞をがつがつ食べている戦士 ポケットでショッ... 「手のなかに師・前田咲二❻‥《環状線の秋を一駅ずつ拾う》(前田 咲二)」の続きを読む
画:東山魁夷 (描かれたのは、御射鹿池) 『前田咲二遺句集 平成10年』❺ 本当の自分を探すまで流れる 利休茶碗を抱くやんわりとしっかりと やんわりと妻が握っている尻尾 涙に弱い男とすぐに見抜かれる ... 「手のなかに師・前田咲二❺‥《池に鹿 魁夷の森に迷い込む》(前田 咲二)」の続きを読む
『前田咲二遺句集 平成10年』➍ 心冴える刻をしずかに待つ匠 焼き芋を包むやっぱり新聞紙 疾しいところがなければああは騒ぐまい ひもじくて田辺聖子を食べている 胃カメラに見られるぼくの不行状 わがまま... 「手のなかに師・前田咲二➍‥《小島功のカッパが酒をつぎにくる》(前田 咲二)」の続きを読む
『前田咲二遺句集平成10年』❸ 袋絵の花を信じて種を蒔く トーストも愛もこんがり焼いてます 蕾のうちに摘まむ情けもあるのです 千の手に千の閃き千の迷い その話聞き捨てならぬ 猪口を置き さくらさくら亡... 「手のなかに師・前田咲二❸‥《五十年 夫婦に削るものがない》(前田 咲二)」の続きを読む
 前田先生の句を拾うのは、ゆっくりしているとこれからの私の余白の時間的にも厳しいものがあるので、毎日30句と決めて挙げてまいります。だいたい夜中から早朝にかけて仕事をしてまいりますので、これから一日に... 「高野山・壇上伽藍吟行20句(2018/9/19-20)‥《声明の透明 目瞑ればきのう》(推敲中)」の続きを読む
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