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 前靖国神社宮司小堀氏の著書(『靖國神社宮司、退任始末』)の内容、ネット上の同書に対する感想に「(あきこ註)」を付け、まとめてみた。(写真:御神鏡)
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 前任の徳川宮司時代に、御創立150年記念事業費予算を一つのコンサルタント会社が全体の4割(14億円)請け負った。そのコンサルタント会社には、数名の幹部職員が関わっており、利権構造が常態化。これとは別に靖国神社は資産運用で20億円を溶かし、さらに担当者が個人資金をそこに紛れ込ませて運用、この裏には担当者と証券会社の癒着があったと推定される。このような靖国神社の不健全な状態を正すべく小堀氏は組織改編を断行しようとしたが、強い反発を受け、その矢先、自身の不敬発言がマスコミにリークされる。

 後任である山口建史現宮司は、コンサルタント会社との不透明な利権構造をつくった徳川宮司時代に、靖国ナンバー2にあたる権宮司を務めていた。靖国神社は徳川前々宮司の時代に伏魔殿化していたということだろうか。つまり、小堀氏の内部不敬発言をリークしたのは徳川氏時代の権宮司であった現宮司であり、伏魔殿が息を吹き返したということか。国家護持(国営)を免れ宗教法人のままとなった靖国神社がブラックボックス化され、利権構造が確立されたということか。(あきこ註:まず、靖國神社の信用回復はこの問題をクリアできるか否かにかかっていると思うのね)
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 伊勢神宮で大宮司や少宮司を補佐する禰宜(ねぎ)という要職に就いていた小堀氏だが、内部不敬発言で、問題言動の多かった徳川前々宮司のあとを任された靖国神社宮司退任を余儀なくされる。昨年6月に行なわれた教学上の問題を検討する最初の会議で、天皇のサイパン、パラオ、フィリピンと続いた「慰霊の旅」について触れ、(あきこ註:教学的に)「そこに御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う?」と述べ、暗に靖国神社に参拝しない天皇を批判。このまま参拝がなければ「今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか?」と懸念、それが「今上天皇は、靖国神社を潰そうとしている」という衝撃発言につながった。(あきこ註:神社、神道、靖国とは何かの本質的論議を、多方面の情報に触れ、識者の意見に耳を傾けながら深めてゆく時期にきているのかも知れないですね)

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