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 言霊(ことだま)ということを、ときどき考える。(長く短詩文芸に関わっていると、そういうことについて考えるようになるのね。) 川柳マガジンの 誌上句会大賞(愛読者が選んだ第1位)に、12月号1月号と連続してあきこの選んだ句をみなさんに選んでいただいたのね。20を超える句会の、その中の1位だから、投句数を考えると延べ一万数千句の中の1位。当然、選者としても大きな喜びなのね。そのことから、最近も言霊ということをふと思ったのね。

 言霊とはそもそもことばがもつ霊力のこと。声に出したことばが現実に起こってくることに影響すると信じられてきたのね。よいことばを発するとよいことが起こり、不吉なことばを発するとよくないことが起こると。古来、日本は言霊のちからによって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ国(ことだまのさきはふくに)」とされたのね。

 言霊思想は、こころの存り様をも示すものだった。万葉時代に言霊信仰が生まれたのは、中国の文字文化に触れるようになり、大和言葉(やまとことば)を自覚するようになったからなのね。江戸期の国学による漢意(からごころ)の否定など、自国文化を再認識する過程で論じられてきた。

 言霊思想の歴史はさておき。わたしの川柳マガジンでの選は、前田咲二師の教え通り「(句意が)誰が読んでもすぐに分かり、しかも(内容が)深い」ものを採らせていただいている。その選での佳句を十数句並べてくり返し味わってみるのね。一見平凡のようで非凡な句ということ。言霊をキャッチするのは、(一般に)選者の力量にかかっている。

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