手のなかに師・前田咲二【32】‥《しゃれこうべ みんな祖国の方を向く》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【32】
祀られる石と踏みつけられる石
カラットの重さで男測られる
かさぶたの下で小さくなった角
太陽の真下 確かに生きている
蛇口から飲む 少年のように飲む
川に問い川に答えて生きている
壷に入ってしまえばみんな美しい
妻が刻...【続きを読む】
紀州の滝・小堀邦夫氏(前・靖国神社宮司)❶
12月1日、自宅マンションの郵便受けに畏友小堀邦夫氏からの郵便物が届いていた。遅くなっていた「川柳作家ベストコレクション たむらあきこ」の寄贈に市民図書館に行くところで、そのあと図書館で文芸春秋12月号の小堀氏の手記「「今上陛下は靖国を潰そうとしている」発言の真意」を読んで来ようと思っていた。
...【続きを読む】
阪南12月句会‥《不完全燃焼 年の瀬をよどむ》
前田咲二先生遺句集の抄出があるので、ブログはしばらく日に二度のアップになることもあります。どうぞよろしくお願いいたします。
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自宅マンション前まで知香さんに車で迎えに来ていただいたのが11時半頃。紀ノ川を越え、トンネルをいくつかくぐり抜けて阪南市立尾崎公民館ま...【続きを読む】
川柳クリニック Vol.19 No.03(川柳マガジン11月号から転載 川柳クリニックDr. たむらあきこ)
原胸やけが訴えている今日の罪 小松くみ子
「胸やけ」は胃酸逆流による食道内の灼熱感。「罪」と結びつけることにやや違和感。
添罪ひとつ胸の痛みに責められる
原墓参り男の涙丸洗い 沢田 博昭
亡くなったのは母か妻か親友か。いずれにしてもただならぬ「涙」。
添男の涙で丸洗いする妻の墓
原耳遠くぼ...【続きを読む】
(2018) 12月の予定(川柳関係)
(2018) 12月の予定
尾張侘助
12月 2日(日) 川柳阪南12月句会
12月 8日(土) 川柳塔わかやま吟社12月句会
12月 9日(日) 県民文化会館(和歌山県川柳協会二十六周年全国誌上川柳大会関係事務)
12月11日(火) 京都番傘12月句会(選) 京都泊
12月12日(水) 京都...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【31】‥《ピカソ展顔半分が痒くなる》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【31】
もう一人のわたしを道草で探す
回遊魚みなケイタイを持っている
ピカソ展顔半分が痒くなる
解らないままに頷くピカソ展
値引きラベル貼られるころに買いにゆく
お互いに邪魔と思っている夫婦
モナリザの微笑の翳を見ましたか
だ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【30】‥《泣き上戸と知らずに酒をついでいる》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【30】
すぐ靡く部下には旗を持たせない
クレオパトラと別れて楊貴妃と遊ぶ
何人の女と握り交わした 手
胴上げをされる両手は天に向け
ぼくは治りただいまポチが花粉症
雑草の花をよろこぶ 仏さま
じゃあまたの握手の中にある内緒
い...【続きを読む】
【再掲】東の横綱 (故・前田咲二師)、西の横綱 (森中惠美子師)
番傘川柳本社句会には創始者岸本水府師の遺志で句に上下を付ける「天・地・人」などはないわけだが、やはり少々競うところがないとお互いの励みにならないのではないだろうか。かつての番傘川柳本社句会では、どなたかお名前は失念したが、下のような番付表を作っておられたようなのである。差し出がましいことながら、こ...【続きを読む】
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