川柳マガジンクラブ大阪句会 12月句会(2018/12/18)‥《沈黙の別れが冬を深くする》
川柳マガジンクラブ大阪句会はあきこの大阪での原点、ホームグラウンドのようなところ。なんと今回は第147回だとか。嶋澤喜八郎氏が代表世話人をつとめておられる。あきこは、初めの頃からの参加者。(その頃からの柳友で本日出席されたのは喜八郎、幸雀、真理子の各氏) 出席者も少しずつ変わっていったが、厳しい句...【続きを読む】
(つづき)長谷川等伯(京都・智積院)吟行25句 (2018/12/12)‥《炎えている沈黙 楓図(かえでず)のなかの》 推敲中
長谷川等伯(京都・智積院)吟行25句 (2018/12/12)
楓図の中から等伯のもしも
楓図が訣(わかれ)へ翳を抱いている
久蔵のたましい 桜図のさくら
あの世この世を 八重のさくらが咲きほこる
炎えている沈黙 楓図のなかの
老木へも夢ひとひらは訪れる
起き上がり小法師の影を生きている
楓桜 父子...【続きを読む】
長谷川等伯(京都・智積院)吟行25句 (2018/12/12)‥《炎えている沈黙 楓図(かえでず)のなかの》
3歳で亡くなった秀吉の嫡子・鶴松の菩提寺・祥雲寺の大仕事が等伯のもとに舞い込む。派の長である永徳を亡くし動揺を隠し切れないでいるところに、「京都第一の寺」と言われた祥雲寺(智積院)障壁画の大仕事を等伯率いる長谷川派に持っていかれた狩野派の憤りは、計り知れないものであったと思われる。等伯は、永徳を強...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【40】‥《いくたびの戦火くぐってきた仏》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。写真は徳島市・東照寺の、戦火を逃れ現存する地蔵菩薩半跏像。ため息が出るほど美しいので、拡大してみてください。
『前田咲二遺句集 平成15年』【40】
脛かじる息子から来たお中元
SARS終息マスクをブラジャーに戻す
なにがつらいと言うても老母さんの涙
だしぬけ...【続きを読む】
新家完司先生の「名句を味わう 理論と鑑賞」に載せていただきました‥《喪中ハガキ 輪ゴムでとめて酌んでいる》(たむらあきこ)
川柳マガジンに現在連載中の、新家完司先生の「知っておきたい・味わいたい・伝えたい川柳の名句。名句を味わう 理論と鑑賞」(12月号)に採り上げていただきました。刊行は来年?とか。先生、(遅ればせながら)ありがとうございました。下記は先生の鑑賞文。
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喪中ハガキ 輪ゴムでとめ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【39】‥《枕裏返して夢を裏返す》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成15年』【39】
肝臓は強いが心臓は弱い
明日のことは何にも考えていない
家族団欒 描く絵の具が足りません
パズルのように原風景を組み立てる
七畳半というけったいなぼくの部屋
コンテナに一国主義が詰めてある
恋すすむ畳で死ねぬかもしれぬ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【38】‥《カーネーション代りに庭の花手向け》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成15年』【38】
戦争終結 長い廊下が待っている
手当り次第にページを繰っている焦り
年齢の違いに油断してしまう
無一物という豊かさもあるのです
信楽の狸の腹を嗤えるか
カーネーション代りに庭の花手向け
長生きをしてやる国がその気なら
...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【37】‥《日本の顔でうどんを食べている》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成15年』【37】
花粉症兼流感の大マスク
また一つ時効が罪を消してゆく
いただいた釘煮へ白いめしを炊く
みんなに聞かすために一人を叱っている
箱を出て息ととのえる内裏雛
豆満江の浅瀬を渡る民がいる
北朝鮮のアナウンサーが吼えている
あの...【続きを読む】
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