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自動筆記というのがある。あきこさんの作句はそれではないか
と言われることがある。自動筆記とは自ずからペンが動いて文章を書き出してゆく、いわば神霊が乗り移ったような状態になること。
1時間に90句くらいは詠むので、そういうことかと思われるようである。結論から言えばそんな神がかり的なことで句は詠めない。練習によるものである。
短時間にたくさんの句を詠むことを課している勉強会がある。慣れれば席題などなんの苦もなく詠めるので、方法を分かりやすいように書いてみる。
数人のグループで試してみるのがよい(個人では長続きしない)。

①兼題「去る」を決める。
②制限時間10分。
③着想の助けにするため、10枚の紙に「蓋(ふた)」「抜け道」「レモン」「屋上」「報」「黴(かび)」など思い付くまま単語を書いてバラバラに置いておく。
④兼題「去る」の句を、紙の文字からインスピレーションを受けるままに10~20句詠む。
⑤互選(時間があれば手分けして清記、人数分をコピー)もしくは単独選
この練習を繰り返しているうちに自在に詠めるようになる(1時間に60句程度)。

下記は、いま試しに詠んだ句(未推敲)。
訃の一つ  去りゆく舟として舫(もや)
⑥句を推敲。

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  1. 竹内いそこ on 2014年3月4日 at 1:46 PM :

       こんにちは あきこさん
     去年喫茶店で練習しましたね…おかげで短時間の作句がこわくなくなりました。仲間を誘ってやりたいのですが,なかなかのってくれません。

    去ってゆく季節レモンの香を残し   いそこ
        ははは失礼しました。    

    • あきこ on 2014年3月4日 at 2:37 PM :

      竹内いそこさま
       去ってゆく季節レモンの香を残し   いそこ 
      お見事。(^^)v
      こんどそちらへ行ったとき、時間があればまたやりましょう(繰り返しているうちにどんどんいい句が出来てきます)。
      あきこが見張って(?)いれば、みなさんちゃんとやれますよ。短時間の多作ができるようになれば大きな財産になります(誰も取りにきません)。
      初めは10分ずつ3回が限度かな。「もう、ダメ~」とか言われそう。それでも、全員計30句は超えるでしょう。
      大きな自信がつきます。

  2. 澤井敏治 on 2014年3月9日 at 8:42 PM :

    作句法から「去る」を10分間。20:26~20:36。未推敲ですが、取りあえず四句が浮かびました。
    ①訃:一人去りまた一人去る寒の星
    ②抜け道:抜け道をこそこそと去る雪女
    ③蓋:去り状に蓋を被せて消えた猫
    ④屋上:屋上からぴょんとUFO去って行く
    「レモン」「黴」時間切れでした。
    今まで考えもしなかった作り方を知り、朝からが楽しみです。敏治

    • あきこ on 2014年3月9日 at 11:14 PM :

      澤井敏治さま
      巧いですねえ。短詩型文芸の才を感じます。ひょっとすると、短歌もなさっておられませんでしたか?
      「作句法」を参考にしていただき、楽しんでいただいて嬉しく思います。
      まずは席題で試してみて下さい。

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