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 選句力は作句力。確かな選句力があれば自分も佳句を詠むことができるだろう。反対に、佳句が詠めればある程度の選句力はあるといえる。もちろん、コンスタントにということである。なんどか上位に入選したという程度では心もとない。

 選句力にとくに具体的な基準があるというわけではないので、高名な川柳家の披講や、大会での選結果に数多く触れることで考え、自分のそれとくらべて選句力を向上させるしか方法はない。合評会の互選などでは、その会の中心メンバーの選結果と自分の選結果を比べることがひとつの方法だろう。そのとき選評をよく聞くことが選句力の向上につながる。

 作者が何に感動したのか、何を伝えたいのかということを感じ取るには、多くの名句とされる句に触れることも必要だろう。どのように詠めばよいのかも、そのうちおのずから分かってくるのである。こんな視点もあるのかと、句に刮目することもあるだろう。合評会はいろいろな意味でちからをつけてくれる。

 選者は自分を超える句は採れないし、もちろん詠めない。川柳に関する知識は誰にも負けないという人がいても、その人に選句力があったり佳句を詠めるわけではない。選者が川柳という文芸を生かしも殺しもする。与えられた選の場は、選者にとっても自分をさらに鍛え向上させてくれる真剣勝負の場なのである。先程 しんぶん赤旗の選を終了、選結果をメール送信。これから別の選の入選句を見直して、上位句の決定に入る。

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⦅142⦆選句の厳しさ”にコメントをどうぞ

  1. 田辺与志魚 on 2021年11月11日 at 7:39 AM :

    今日は。。お説大変参考になます。
    まだまだ勉強しないと‥‥ありがとうございました。
    和歌山も予定していますがどうなることやら・・・。
    よろしくお願いします。

  2. たむら あきこ on 2021年11月11日 at 8:19 AM :

    田辺与志魚さま
    ぜひお越しください。
    コロナもいまなら収まってきたように見えますし。(見えるだけかも知れませんが。)
    完全装備で、笑。

    すばらしい句を、聞かせていただきたいと思います。
    こちらこそよろしくお願いいたします。

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