(^:^) 名草川柳会(第6回勉強会)
2023/11/21(火)
⑴【添削】川柳クリニック Vol.19 No.10 (川柳マガジン)から転載(添削はたむらあきこ)。
原飾り過ぎだよ落款がむず痒い 市村 禎雲
「ヘタクソ」では少々品性に欠けるとも思うが、ズバリと言うことでインパクトのある句に。
添ヘタクソの画へ落款がむず痒い
原セシウムに耐えてる土に遅い春 丸山 孔平
「遅い」というより、巡ってくることすら覚束ない「春」。
添セシウムの土へ遥かに遠い春
原時期が来た手はずどおりに咲く桜 林 進
「手はずどおりに」の面白さ。次は句意のやや似ている私の句。《約束のように桜が咲いている》。ご参考まで。
添桜にも手はず時期みて咲いてくる
原石橋の人生に無い影法師 阿部 久良
「石橋の人生」、分からないこともないが。「影法師」、ここは「陰」か。
添石橋を叩く人生陰がない
原叶うなら帰ってほしい人ばかり 鹿野 椿
どこから「帰ってほしい」のかを句に詠み込む。
添あの世から帰ってほしい人ばかり
原人の顔見てすぐに顔色のこと 佃 石周
何を省略するか、句の纏め方の両方に気を配る。
添顔色を口にするから疎まれる
原久しぶり鯉よ以前の貴殿かな 花色みどり
言いたいことは分かるが。
添あのときの鯉かと話しかけてみる
原徒歩5分にしては遠い案内図 宮本 信吉
言いたいことは「案内図」への不信。
添徒歩5分がこれか案内図へ不信
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥
⑵【鑑賞】上記8句を考える。
【講師作品】うつし世の隅に背鰭を立てている
【自句自解】この世の切ない生を我われは生きている。「うつし世(現し世)」は古語ではあるが、今生の切なさをより強調し得ることばとして、敢えて用いた。「うつし世」の人間社会を海に泳ぐ魚群に擬えるならば、我われは一尾の魚として「背鰭」を立て、海の片隅にそれぞれの生を懸命に慎ましく営んでいる、ということを詠んだ。人間存在の哀しみを一句に込めている。
【実作&添削】互評&添削。(宿題:「 」 つぎの勉強会のはじめに各自1句白板に書いておいてください。)
➀ ②
③ ④
⑤ ⑥
⑦ ⑧
⑨ ⑩
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥……
本日の【実作&添削】(お題:「満ちる」)から、支持された1句は《満ち潮にあえて漕ぎだす泥の舟》(田中尚)。
明日明後日と名古屋市。尾張瀬戸のフェニックス川柳会出席と、翌日の熱田神宮吟行。がんばってまいります。
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