川柳マガジン12月号から。第11回川柳マガジン文学賞受賞のことば
尾藤三柳先生の、昨年に続く厳しい「選後感想」を読ませていただいた。これからの川柳をどう切り開いていったらよいのか。何らかの示唆をいただきたい。短詩型文芸として川柳が短歌や俳句の下に就くものとされてはならない。川柳を愛すればこその深い憂慮のお言葉と受け止めさせていただいた。
川柳は十七音字の中に季語の制約もない。自由で懐の深いフィールドである。誰にでも真っ白な画布を広げてくれている。折角の画布に私たちは何を描くか。
川柳を川柳人自らが貶めてはならない。要は限りなく大きなフィールドに〈品格〉の一文字を足して、自らの魂を描き切ることかと。
喜怒哀楽のいずれであってもよい。ユーモアがなくてはなどと考えることもない。
あとに続く方々が多いことを願っている。サラリーマン川柳が出発点であったとしても、いつかは文芸川柳へと目を向けていっていただきたいと思っている。(たむらあきこ)
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