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  今年は、桜が咲き始めてから寒さの戻りがあったりして、開花期間が例年より長く、十分に花見を楽しむことができた。
 桜の季節になるといつも思い浮かべる句がある。
  一片の落花地に着くときの影
 六十年も前になるが、私が俳句に熱中していた頃、高浜虚子主宰のホトトギス誌上で読んだ句である。作者名は失念したが句だけは頭にこびりついて離れない。句意は読んで字の如し、わかり易い句である。ひらひらと舞い下りた一片の花びらが今まさに着地しようとして小さな影を地面に落とした。それだけのことであるが、高浜虚子の唱える「写生」の神髄をそこに見たような気がして強く打たれたものである。
 時は移り川柳三昧の生活を送っている私が、いまもこの句に引かれるのは何だろう。傘寿を過ぎて人生の着地点が何となく見えてくると、最後にどのような影を世の中に残そうかなどとひとしきり想いにふけることがある。
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 十年前、瓦版の会の同人になることを渋るわたしにいまは亡き師前田咲二先生が渡してくださった柳誌。その巻頭言を読んで、思ってもみなかった時事川柳結社に入ることを承諾させていただいたと言っても過言ではない。
 文章は、三行も読めば「すべてがわかる」。主に川柳だが、俳句や短歌の自費出版の本をいただくこともある。「あとがき」の一文だけで内容がどの程度のものであるかは一目瞭然。まともに文章を書けない人の川柳や俳句ができているはずもない。上のような短い一文にもすべてが出てしまうのである。
 上は前田先生の「川柳瓦版」平成22年5月号の巻頭言

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