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大伯皇女が藤原京から弟を偲んで見た二上山の影 (右)

   うつそみの人にあるわれや明日よりは 二上山を弟背(いろせ)とわが見む
      宇都曾見乃 人尓有吾哉 從明日者 二上山乎 弟世登吾將見
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
 昨年はわたしにとって「喪失」の年だった。老人保健施設に三回ほどお見舞いしたものの、そのあと行きそびれているうちに亡くなられた亡母の親友。(この方はあきこをも親友と呼んでくださったのね) 家族葬とのことで、すこし経って共通の知人が知らせてくださった。
 大津皇子は謀反の疑いをかけられ24歳で自死(Wikipedia)、2歳年上で仲の良かった姉の大伯皇女は41歳で亡くなったことが分かっている。万葉集に残された大伯皇女の6首は、すべて弟を悼むこころが痛いほど。コトバのちから、1300年の年月を超えて我われに訴えかける短詩型文芸。その一ジャンルである川柳をたたかいぬいて、ささやかな生のあかしとしたい

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