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 奈良時代に天武天皇が律令体制をきずき、以後、動物の殺生や肉食が禁じられていき、肉食がタブーとなった。鎌倉時代には、禅宗の影響で、動物性の材料を一切用いない精進料理が発達。菜食主義は日本の伝統宗教である大乗仏教の重要な戒律の一つだった。
 写真(左)は、16日に泊まった宿坊持明院(じみょういん)の夕食。ふだん食事はほぼ菜食、ゆるいヴェジタリアンと言っていいかもしれないわたしにとって、宿坊で野菜をどのように調理しているかは興味のあるところ。膳は赤漆のあざやかなもので、料理の内容は質素ながら見た目に華やかさがあった。味わいは、ごく淡泊。
 朝食はさらにごくあっさりした膳。いただいたあと円通律寺吟行のつもりが、「クマ出没」の貼り紙にあきらめたのね。戻って、昼食は高野山一と評判の【高野山料理・花菱】へ。
 参りました。写真(右)ではよく分からないと思いますが。アツアツの揚げたての茄子丸ごと一個の美味しさといったら。舌を火傷しそうなほどの熱さなので、しばらく冷ましていただいたのですが。ほかも、細やかな技とでもいうべきものが込められている「三鈷膳(さんこぜん)」でした(じつは、あきこにしてはめずらしく贅沢な昼食なのね)
 宿坊は素泊まりにして、【高野山料理・花菱】のランチ(2,160)でもいいなあ、と次回からの高野山吟行を思案。(宣伝料はいただいておりません)

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