Loading...Loading...

 熟考のすえ、今秋上梓の『たむらあきこ川柳吟行千句』は総ルビとした。嘱目吟はもともと固有名詞など読みが特殊なことが多々あり、ルビを打たざるを得ないことが多い。また、句そのものがむずかしく感じられるかも知れないので、そこを間違えずに読んでいただけるように配慮させていただいた。小学生だとしても、読みさえ分かれば大人に負けない鑑賞力がある子どもたちはいると考えているのね。下記は、ルビについて少々。
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥……

 ルビ(英語: ruby)は、文章内の任意の文字に対しふりがなや説明、異なる読み方といった役割の文字をより小さな文字で、通常縦書きの際は文字の右側に、横書きの際は文字の上側に記されるもの。

 ルビをつけることを一般的に「ルビを振る」というが、より専門的な用語として組版業界用語では「ルビを組む」と表現するのね。こんどの『たむらあきこ川柳吟行千句』のように全ての漢字にルビを振るのを「総ルビ」と呼ぶ。難読語、専門用語、架空の人名・地名などあまり用いられない単語だけに振るのを「パラルビ」というのね。

 ふつう総ルビは対象年齢が低い場合など必要に応じ施すものだが、かつての新聞はルビが多かったらしい。一般的な組版規則において、ルビの組み方は以下に挙げるような基本的なルールがあるというのね。

 親文字とは、ルビを振る対象となる元の文字(文字群)のこと。親文字の前後の文字が仮名もしくは空白の場合、半角分まで食い込みが可能。前後に食い込み可能な領域がある場合、後ろにはみ出すことが優先される。半角分とはつまりルビ1字に相当する。食い込み可能な領域がない、もしくは不足する場合、前後の文字との字間を空ける。

 グループルビとモノルビがある。漢字1文字ごとに読み仮名を振るルビをモノルビ、単語単位に振るルビをグループルビというのね。下記は、一例。

Ruby-group-mono-ateji.png

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

 一点豪華主義的なところがあるあきこは、食べ物はフルーツにだけはかなりお金をかけている。フルーツは一般にビタミン類が豊富であり、美味しくて健康によいと思っているからなのね。もちろん摂りすぎには注意だと... 「⦅189⦆フルーツの楽しみ」の続きを読む
 人生には持ち時間がある。持ち時間が公平かというと、そうではない。100歳を超えて生きる人もいれば成人を迎えることもできず世を去る人もいるのね。まだ秒読みというわけではないが、そろそろ終活ということば... 「⦅190⦆残り時間をかんがえる」の続きを読む
 採らせていただいた全句を書き出してみた。今回の秀句《流されているとは知らぬちぎれ雲》の「ちぎれ雲」は自身を含めた〈にんげん〉の暗喩。ふだん意識しているわけではないが、われわれは宇宙の時間軸の瞬時を流... 「⦅191⦆第3回 橿原市民川柳大会誌上大会発表誌から、たむらあきこ選「流れる」」の続きを読む
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(8月31日(火)付) 五輪後に支持率上がる筈だった  岐阜県 金子 鋭一  〈評〉菅内閣の支持率が低迷。コロナの感染急拡大と政府対応への批判の高まりで、五輪での日本... 「⦅192⦆「読者の文芸」川柳欄(8月31日(火)付、たむらあきこ選)」の続きを読む
 昨日から、川柳マガジンの超!柳派全国誌上句会「改心」「雑詠」の選を開始。5名共選。ひとり静、平野さちを、牧野芳光、三宅保州の各氏とあきこ。じつは、今回は平井義雄氏の代打。来月からは荒砂和彦、片野晃一... 「⦅193⦆川柳マガジン、超!柳派全国誌上句会「改心」「雑詠」の選に取り組む」の続きを読む
 四年前の9月4日を忘れない。この日の前田咲二先生からのお電話が、さいごとなった。熊野周辺吟行の前日である。先生は、この電話で「行きたい、一緒に行きたい」と叫ぶようにおっしゃったのね。瀞峡(どろきょう... 「⦅194⦆つづきのつづきのつづき‥悲しみの九月、「川柳瓦版」第635号を読んでふり返る」の続きを読む
Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K