柳人紹介(20)宮井いずみさんの20句
柳人紹介(20)宮井いずみさんの20句
冬晴れのやさしい青だジョンレノン
透きとおる昨日レノンの丸めがね
ああそこにいたのかそこで咲いてたか
始まりのゼロに戻っただけのこと
春愁を掘り返してるショベルカー
オーボエの音色は空へ傾いて
春愁の窓を横切る赤い傘
待ち受けはあの日の空にしています
なんとな...【続きを読む】
獏のされこうべを満月が洗う(たむらあきこ)
「いつまでも生きていられない」との表題で書いた、2013年4月2日のブログの再掲。そのときいただいたコメントにお応えするわたしのコメントが《獏のされこうべを満月が洗う》についての自句自解になるので、それも再掲。
獏のされこうべを満月が洗う たむらあきこ
上記の句は...【続きを読む】
ブログの読者から感想をいただく(「柳界ポスト」(川柳マガジン)より)
下記は、川柳マガジン7月号、「柳界ポスト」からの転載。当ブログの投稿は本日で2,459回を数えるが、越智学哲氏には書き続けることへの熱い励ましをいただいた。ありがとうございました。
ちなみに、つぎは〈川柳卯月賞〉の佳18に入賞の氏の句。《等を添え玉虫を飼う公文書》が荒川八洲雄氏選の“地”、麻井文...【続きを読む】
高野山(恵光院)吟行短句16句(2020/7/2-3) 推敲中
高野山(恵光院)吟行短句16句(2020/7/2-3)
阿字観
夜更けを沈む山房の静
真言の「阿」を風景にする
吹っ切れてくる半跏座の静
「阿」字のむこうに宇宙ひろがる
宇宙までおしあげる心月(しんげつ)
静座のやがて月かわたしも
ほがらかな月存在の無碍(むげ)
てのひらかさねてのひらの息
漂流をす...【続きを読む】
(2020/7/9-10)野迫川(のせがわ)村吟行
野迫川村は奈良県の南西部に位置し、夏虫山(1349m)伯母子岳(1344m)や荒神岳(1260m)陣ヶ峰(1106m)といった紀伊山地西部の山塊に囲まれた山深い村である。村内には熊野川水系の中原川や川原樋川・北股川・弓手原川などが流れており、太平洋に通じている。
気候は高山気候に近く夏は冷涼で避暑地...【続きを読む】
あなたならどう読む?❿‥「難解句鑑賞 №010」(川柳マガジン6月号から転載 執筆:たむらあきこ)
キッチンのダンスブルースだけにする 大田かつら
「ブルース」は、米国でアフリカ系アメリカ人の間から発生した音楽の一種。黒人霊歌、フィールドハラー(農作業の際の叫び声)や、ワーク・ソング(労働歌)などから発展したものとか。ギターを用いた歌が主役。ジャズやロックンロールのルーツの一つとして知られる...【続きを読む】
阿字観(あじかん)
阿字観とは、弘法大師によって考案された密教の瞑想法。大日如来(宇宙)と一体になることをイメージする瞑想で、通常梵字の「阿」が書かれた軸の前で行う。
阿字観の本尊とは、円い月の中に白い八弁の蓮の花を描き、その上に金色の「阿」の字を梵字で書いたもの。「阿」の字は人間の心に宿っている清い明るい仏性(ぶ...【続きを読む】
『前田咲二の川柳と独白』への感想をいただく❻
(原文ママ)差出人名は記載いたしません。
★… 前田咲二先生の立派なご本、大変ありがとうございます。目頭が熱くなります。出版にあたり大変なご苦労がございましたことでしょう。
お疲れ様でした。
三回忌のご供養に故先生も、さぞお慶のことでしょう。
じっくり熟読させていただきます。…
★前田咲二先生の句集...【続きを読む】
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