いま、なぜ吟行か❻
川柳は〈無名性の文芸〉といわれる。無名性、それは魅力でもあるが、短歌や俳句にくらべ、一般社会での受け止められ方を考えるといかにも心もとない。川柳句集の発行も盛んといえば盛んだが、句集への他ジャンルからの反応はほとんどない。読者層もほぼ既存の川柳会に所属する人々に限定され、外部に広がっていくことはあ...【続きを読む】
いま、なぜ吟行か❺
人生90年、100年の時代に我われは生きている。古代インドでは人生を4つの時期に区切った。「学生期(がくしょうき)」「家住期(かじゅうき)」「林住期(りんじゅうき)」「遊行期(ゆぎょうき)」。「学生期」で学び、「家住期」で働き、家庭をつくり、子供を育てたあとに、人生の稔りの時期「林住期」を迎える。...【続きを読む】
いま、なぜ吟行か➍
多くの吟行地の中でも、いちばん印象深いのは恐山である。しかし、川上三太郎師(1891年1月3日-1968年12月26日)や尾藤三柳師(1929年8月12日- 2016年10月19日)が目に焼きつけた恐山とわたしの見た恐山とは、たぶん相当違っているだろう。観光地化したことが原因だろうが、揺さぶられる...【続きを読む】
いま、なぜ吟行か❸
風景の原義は風光とか。景そのものではなく、風と光の織りなすものという意味があるらしい。風景も、それを鑑賞するにはある程度の知識を得ていることがたいせつ。鑑賞は芸術作品に対するのとおなじ、一人一人の主観性をもつといえるだろう。
風景ということばは、景観ということばに比べるとやわらかい。自然や人工物...【続きを読む】
いま、なぜ吟行か❷
わたしの吟行先は、とくに名所・旧跡というわけではない。観光地の説明に終わるような嘱目吟では、たとえ何百句詠んだところで仕方がないだろう。出かけるのは、なるべく平日にしている。土地の素顔が見えるからである。ほとんど人の歩かない路地に足を踏み入れることもある。そこで五感に触れてくるものをさっと切り取っ...【続きを読む】
いま、なぜ吟行か❶
2013年(平成25年)頃から川柳の一人吟行を始めたが、いままでに詠んだ一万数千句の中から『たむらあきこ吟行千句』をまとめあげた。
吟行は、故・墨作二郎氏の「点鐘散歩会(てんしょうさんぽかい)」参加に始まる。墨作二郎氏から直接のお誘いがあり、初めて点鐘勉強会に行かせていただいたのが2006年(平...【続きを読む】
響くもの(スーザン・ボイルの歌声から)
川柳など文芸は、当たり前のことだが、自身の内面を表現するもの。自身の世界観や経験値、俗に人生哲学といったようなものが反映される。絵画や演劇などにおいて、描く者や演じる者の経験や思考が芸術に深みを足すのと同じように、作品に独特の境地を付加する大きな要素になっているのである。
「うた・歌う」の語源は、...【続きを読む】
スーザン・ボイルの歌声に涙がとまらない
https://www.youtube.com/watch?v=RfzAAATAyCA(検索してみてください)
スーザン・マグダレイン・ボイル(Susan Magdalane Boyle, 1961年4月1日 – )は、イギリス、スコットランド出身の女性歌手。
スコットランド・...【続きを読む】
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