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彫る2 川柳マガジン「読者柳壇(10月号分)の選はまだ終わっていない。というより、まだまだこれから。リアル大会の選では時間の制約があるので仕方がないが、誌上大会の選では最後の最後まで闘うのがあきこ流。今回〆切が9月5日なので、ぎりぎり4日までは選結果を手元に置いておくことに。
 5日は、朝早くから富山に向けて発つ。講演の内容・構成をぎりぎりまで考えることにしたい。秋の大会のお知らせが目白押しだが、まず富山での講演が無事に済まないことには作句も手に付かない。まあ、墨作二郎先生のおっしゃる通り「最初」だからこその緊張感だろう。ともかく折角のご依頼なのだから、誠実にお応えしたいと考えている。

 「いま居る場所を深く掘る」とは、上記についても言える。丁寧に一日ずつを生きていくことが「深く掘る」ことに繋がってくる。いますべきことに日々誠実に取り組んでいくこと。その選択肢しかふつう我々にはない。たいていの人は煌びやかなスポットライトを浴びることもなく、僅かな生活空間で自他を満たすことに時間を費やして生きている。非日常という空間もときどきは必要とするが、ほんの僅か。
 日常こそが我々にとっての本当の「場所」なのである。柳人にとって川柳を詠むことは日常。ならばその場で努力を重ねることでより深い生きがいにも繋がってゆく、それが「いま居る場所を深く掘る」ということなのである。

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