20日。南海和歌山市駅11時29分発の特急サザンでなんばまで。徒歩7分、近鉄難波まで。近鉄上本町で乗り換え、13時15分発五十鈴川行き急行で15時27分伊勢市駅着。駅前からバス。内宮前着16時8分。色づいた木々を左右に見ながら宇治橋を渡る。橋の内宮側の鳥居が新しくなっていた。
内宮は右側通行だが、時間的に参拝客が少なく、自由にあちこち写真を撮りながら歩く。内宮の秋の夕景を見たいとかねがね思っていた。
幽(かす)かに五十鈴川の水音。御手洗場(みたらし)の石段を川のすぐそばまで下りると、紅葉が夕陽に映えて水面もキラキラと耀く。二匹の大きな真鯉の姿を追っていたが、よく見ると足もとに数十匹の稚魚。
仄暗い参道を進む。正宮(しょうぐう)の石段を上がって『参りました』と二拝二拍手一拝。石段を下りると、すでにあちこちが灯っていた。
夕闇を歩きながら「浄闇(じょうあん)という言葉を思い出していた。昨年10月、二十年に一度の御遷宮があった。ビデオで様子を拝見したが、改めて儀式の厳粛を思い出す。17時に参拝は締め切られるので、宇治橋を渡り終えるころには帰りの人影も少なかった。
吟行も、一度目は直観的に掴んだことを詠む。二度目、三度目は土地の歴史などもよく調べ、入念に歩き回って詠むので、内容が微妙に違ってくる。
おかげ横丁で軽い夕食でも、と通りに入っていったが、もうどこも閉まっている。仕方がないので、近くにコンビニを見付けてオニギリ、日本酒、野菜ジュースほかをゲット。豚まんも一つ買って、これは温かいうちにと、暗い道を食ベながら歩く。徒歩7分、神宮会館着。チェックイン。
わたくしに真水を足してくれる旅 たむらあきこ
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