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 角丸弘之氏は今年5月25日ご逝去。『冒険王』発行は3月とある。病死を覚悟の上で出版されたということを柳友のIさんに伺った。大会出席と吟行のため富山市を訪問した折にお会いしたこともある。まだ還暦をそれほど過ぎてはいないはずで、ご家族ご親戚ほか、柳友のみなさまの悲しみも深いことだろう。遺句集となった『冒険王』からいささかを抄出させていただくことで、ご冥福を祈らせていただきたい。9句めは、川柳マガジン「読者柳壇」7月号に秀作として採らせていただいた句。
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
家族3小姑が今日もひと言置いていく
酒二合余計なことも語りだす
ここだけの話に欲しいコーキング
口下手な男に嘘はないだろう
メールから絵文字が消えた破局前

自分史の関所にいつも居た親父
病床の四コーナーにいる家族
自分史の最終回は妻の手記
バンカーに何度落ちたか放浪記

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