瓶のかたちに秋を眠っている泣いている
公園の広さ泣きたいほど暗い
真田丸の最期を泣きに鈴虫松虫
泣いてどうなる御茶筒をどう鳴らす
柱時計の高さ低さは泣く距離か
さんま焼く食べる泣きたい時の距離
いつかの様に死の足音と泣きぐせと
蝉はもう泣かなくなって天から雫
どうしようもなくて太鼓を鳴らす天
(本日「泣く」「天」で墨作二郎氏の詠まれた句から、入選句)
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点鐘勉強会では、各10分間吟として2題出題される。互選は各自各題4句を入選とし、全体から1句を秀句(2点)とする。本日は「泣く」と「天」。清記して互選。あと「S」と「L」。再び清記して互選。出句数無制限。「泣く」を8句、「天」を4句出句、そのうち「泣く」の4句、「天」の2句に互選の点が入った。「S」を5句、「L」を2句出して、うち「S」の3句に互選の点が入った(下記)。
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踊らされているから紙風船が泣く(4点)
訃のあとを泣きつくさねば救われぬ(1点)
泣きながらわたしをそこそこに詰る(1点)
泣いたのかまだくらやみが続いている(2点)
天が見ているきのうを憎悪してならぬ(3点)
みんな天にいると可笑しくなってくる(2点)
Sを投げ続けて蛇をだしている(3点)
Sのかたちに寝不足気味で立っている(3点)
ゆるぎないSでヴィーナスだったとき(3点)
(本日「泣く」「天」「S」「L」であきこの詠んだ句から、入選句)
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こういう方法で短時間に多数の句を詠むことに慣れるとふだんの句会で席題で苦労することはなくなるだろう。
本日の出席者は15名。堺市総合福祉会館2Fでの一日を忘れない。川柳に烈しくいのちを燃やし続けてこられた墨作二郎先生が、体調の思わしくない中「川柳を生きるとは何か」を出席者に伝えに出てこられる。惜しみなく所有の川柳資料を配布して下さっている。先生の志は、胸に沁む。
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