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桂浜・高知城吟行42句
桂浜
龍馬像2品川沖の四隻震えあがらせる
黒船へ身構えている日本刀
蒸気船 大砲に刀で向かう
斬り捨ててやりたい敵に嗤われる
空砲がとどろく向き合わねばならぬ
空砲の三発 国書受け取らす
勝海舟にであう頷くものがある
開国へ龍馬肖像風をまつ
海軍操練所塾頭に行きつく
蛤御門の変が足場を狭くする
会わせたい西郷どんがかくれんぼ
亀山社中にもっと足さねばならぬ虹
九死に一生貰った 寺田屋にお龍
船中八策 国の大計起ちあげる
大政奉還 二百六十五年
近江屋に刺客霜月ふきさらし
三十三歳 近江屋に龍馬逝く

高知城
石樋落ちる水かわたしのかなしみか
雨仕舞い 哀を落としているらしい
二つ目の野面積みへと築く生
憶えてはいない部分を渡りきる
矢狭間の△□〇スリル
変わりゆくなかを龍馬が駆け抜ける
砦なのだろう きのうのわたくしの
堀の幅 圧縮されているきのう
廃城をよみがえるまで吊りあげる
道の中に水路 龍馬を捜している
示唆されて旅行かばんのないかるさ
わたしの城郭が整いかけている
引きよせるときの記憶にいる龍馬
引きよせるとき連なって志士三人
板垣退助銅像引きよせる明治
井戸跡もすこし飛躍のバネになる
杉並木がきのうの星屑を散らす
廊下門の銃眼 役に立ちたがる
西多聞東多聞が泡立てる
そうでない例を詰門からもらう
黒鉄門うしろへ心象を閉ざす
楔跡だろうわたしを問うてくる
理不尽を積みなおされている石垣
隠し銃眼がかくしている殺意
わたくしに打ち込む楔かもしれぬ

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