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 短詩型文芸には短歌から入った。あとエッセイ、詩、俳句、川柳と続く。いまでもまだ、時間さえあればと、短歌への想いを捨て切れてはいない。川柳だけでも時間がないのにと、そんな想いはすぐ自嘲に変わる。亡母が歌人だったことで、その血がどうしても騒いでしまうのだろう。わたしの本来は柳人よりは歌人ではないかという気がいつまでもしてならない。
 12歳頃から新聞に短歌を投稿しはじめたのだが、《あだしののむえんぼとけにともるひのいよよなつかしみほとけのむれ》はその頃(?)読んで感銘を受けた短歌。《化野の無縁仏にともる灯のいよよなつかしみほとけの群》だっただろうか。作者は、保田典子氏。息子さんを亡くされたことに悲嘆、一連のすぐれた歌を残された。この歌はその中の一つ。短歌(和歌)の長い伝統の中では、あまり世に知られていないすぐれた歌人たちがたくさんおられるのではないか。
 次の吟行地が、このようにふと思い出した歌などをきっかけに自ずから決まってゆく。いま考えている吟行先は〈瀞峡(どろきょう)〉と〈化野(あだしの)〉。どうしても《慰霊の旅》になってゆくのがあきこの吟行。ともあれ、苦吟している「恐山吟行」を仕上げないといけない。
    無縁仏の眉のあたりにくる蛍   たむらあきこ

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