Loading...Loading...

 写経、お釈迦様の説かれた経文を心をこめて浄書することは、そのまま仏道を修めることに通ずるといわれる。一字書くたびに一体の仏像をきざむことと同じ功徳を持つとか。
 そもそも写経は、印刷技術が発達していなかった頃、経典を書き写して仏の教えを広めることが目的だった。書く行為そのものの功徳も古くから説かれており、日本ではすでに飛鳥時代から「行」としての写経が行われてきたらしい。
 わが国での写経の歴史は、日本書紀に「書生を(あつ)めて、始めて一切経を川原寺に写す(是月聚書生始写一切経於川原寺)」とあるらしい。平安時代ごろから修行のためや、病気平癒、先祖供養などを目的に個人的写経が始められたようである。
 四日間、近くのドトールほかで写経を続けている。なんとその間まったく作句しないで写経ばかりなのだが、そのことにとりたてて違和感がないのはなぜだろう。わたしにとっての句作が、そもそも写経に近い精神状態で行われていたということかもしれない

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

柳澤桂子(やなぎさわ けいこ) … 当代日本を代表する生命科学者にして歌人。お茶の水女子大学名誉博士。  『生きて死ぬ智慧』を、般若心経を分かりやすく説いた現代人向けの書として愛読している。大切なひと... 「【再掲】死ぬことがこわくなくなる本‥『生きて死ぬ智慧』(柳澤桂子)から」の続きを読む
◇写経の目的は単に経典の流布にあるばかりではなく、成仏、善根、功徳の思想に基づいて書写されるようになった。 ◇一般的に、現代の日本で写経と言えば、『般若心経』の書写を指すことが多く、その目的も信仰や供... 「ドトールにて、夕方から写経」の続きを読む
龍神温泉吟行40句(2018/5/23~24) 竜のいまピクリとうごく 日高川 渓流のねじれ 竜神よこたわる 夕ぐれの雨脚 せせらぎと競う 外湯まで竜を渡っているところ よくしゃべる口だ かけ流しの口... 「龍神温泉吟行40句(2018/5/23~24)‥《きのうをでてくる音か滝音》(推敲中)」の続きを読む
 龍神温泉、ひと言でいうと1300年の歴史ある温泉郷。龍神温泉元湯別館、素泊まりの簡素な部屋。平日ということで客もまばら。すぐそばの日高川の水音に烈しい雨音が被さって部屋中に響く一夜が、あたかも巨大な... 「龍神温泉吟行(2018/5/23~24)‥ナント曼荼羅の滝までがんばって登りましたよ!!」の続きを読む
... 「和歌山県の秘湯・龍神温泉吟行(2018/5/23~24)‥またがんばってまいります」の続きを読む
 サンマルクカフェ南海堺東駅店にて半時間ほど。サンドイッチ&アメリカンの昼食、推敲。東洋ビルディング4F7号室まで。いずみ、明子、恵美子、栄子、浩子、勝彦、愿、晃朗、桂子、侑子、克己、喜八郎、ひろ子ほ... 「堺番傘5月句会‥《浮きあがるきのうをとり囲む驟雨》」の続きを読む
Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K