もしわたしが鳥で、瀬戸内の空を飛んでいけば、あまりの美しさに感泣するかもしれない。2017年12月のインドへの吟行の帰り、飛行機の窓から見た瀬戸内の早朝の景色に感動したのね。なんと美しいのか日本はと。この国に生まれたしあわせをしみじみ思ったのね。大気汚染でまともに呼吸もできなかったインドの真っ黒い空を飛び立って、帰ってきた輝くように美しい日本だった。同行の人々も口々に「日本に生まれてよかった!」と言っていたのね。
青い湖のような瀬戸内海に、絵のように浮かんでいる島々。穏やかな海には船が行き交う。シルクロードの命名者として知られる、ドイツの探検家でもある地理学者・フェルディナンド・フォン・リヒトホーフェンは、明治維新直後に瀬戸内を旅し、日記に「これ以上のものは、世界のどこにもないであろう」と書き記したのね。
ところで。嘱目吟でたいせつなことは、固有名詞を間違えないこと。そのためにも事前準備は必須。まずは図書館だが、ありがたいことにいまはネットのWikipedia(ウィキペディア)があるのね。どんどん更新されていくので、最新の知識・情報が得られることはありがたい。下調べなしでは、現地に着いてもなにも詠めませんから。(知識を書けば川柳になるわけではありません。)
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