しんぶん赤旗「読者の文芸」川柳欄(11月9日(火)付)
一票は投票箱で声になる 岐阜県 宮地 純二
〈評〉「声になる」が巧い。有権者の声が集まる投票箱。同じ声がたくさん集まれば当然大きな声になるが、その声でこの国を変えていきたい。
亡き人に会いたくさせる彼岸花 東京都 長倉 康生
コオロギか耳鳴りか独酌の夜 千葉県 田尾 八女
自由とは菊のカーテン開け放ち 香川県 田村 節子
忖度の過ぎるマスコミウソとデマ 愛知県 三浦 朴哲
まだ不安コロナはどこへ隠れたか 千葉県 加賀 昭人
マスクしてファンデーションは額だけ 神奈川県 村井 弘子
名を書いて検温もされ美術館 山梨県 富樫 良子
米軍の黒い巨体が頭越し 大阪府 梅田 虎吉
カンだけが頼りで足の爪を切る 広島県 岡本 信也
ワーキャーと我が家の前は通学路 静岡市 鈴木 秀一
水よりも安い米価に泣く農家 広島市 山根 智
夏と秋わからぬままに冬が来る 堺市 大田 孝夫
目が弱り読書の秋が遠くなり 神奈川県 本間 勝
民の声聞いても民は置きざりに 堺市 大和 峯二
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