川柳瓦版の会は、岸本水府師創始以来の時事川柳専門結社。会長は代々読売新聞よみうり柳壇(よみうり時事川柳)の選者を担当。下記は瓦版7月号の巻頭言。
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よみうり時事川柳には、毎日延べ70通(約200句)ほどの投句があり、その中から翌日の新聞に載せる5句を選ぶ。延べと書いたのは、一人で何通も投句してくる人が居るからで、中には一日5通(15句)以上も投句する人が居り、その作句力に驚く。投句者は常連の方のほか、初めて投句させていただきますと添え書きをした80歳を過ぎた女性からのものもあり、そのような句箋を手にすると心あたたまる思いがする。入選者は同じ人に偏らないよう数日の間隔をあけて載せるようにしているが、どうしてもベテランの方の句が多くなるのはやむをえない。
よみうり時事川柳賞は月間入選句の中から十句を目途に選出することになっている。十句を目途と言ってもこれがなかなかむずかしい。月の初めに賞を出し過ぎると月末近くなってよい句があっても賞をあげることができなくなる。逆に厳選すぎると受賞句が少なくなる。別に自分の腹が痛む訳でもなし、どんどん賞を出せばいいではないかと言われるかも知れないが、選者としての良心がそれを許さない。
投句者の皆さんにお願いしたい。ただ新聞に載ればいいというのではなく、推敲を重ねて、選者をアッと言わせるような時事川柳を見せていただきたい。(前田咲二)
よみうり時事川柳賞受賞の秀句5句。(5月)
1000万の署名が北に届かない 兵庫 斉藤 正
96の重みを背負う安倍総理 兵庫 生田 頼夫
浴場の富士松原が描いてある 京都 山中あきひこ
母さんが助け呼びたくなる電話 徳島 岩垣 啓路
暴走の好きな維新のツートップ 愛媛 仙波満州雄
投稿規定
はがき、FAX1枚に3句。あて先〒530-8551 読売新聞大阪本社「気流」係
FAX06-6366-1890 住所、氏名、TEL明記。
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