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(8日、記す)
 5日、瓦版4月句会。句会の前に24年度「咲くやこの花賞」の表彰式。優勝者律子さんは赤と黒の洋装、啓子さんはお着物など、会場は華やかな雰囲気に。本日課題吟「ざわざわ」の選は律子さん。私は時事吟の選を仰せつかる。
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  〔瓦版4月句会〕 出席56名、欠席投句??名。
  本日の入選句。
  時事吟  
  皇室の揺れへネットが沸いている (時事吟 軸)
  中国といういつか来た道かも知れぬ
  PM2.5の風を巻きつけてるさくら
 除染水きっと地球が吸っている (互選最高点 12点)
  課題吟
  ざわめいているらしい背骨が揺れている
  (本日の没句)
  PM2.5のそのまだ上へ足す紫煙
  さくらはらはら記憶の骨が消えている
  うめきたの雑踏撫でてゆく黄砂
  お墓に付けてあげたい空気清浄機
  ときどき君へざわめくおぼろ夜の尾骨
  てのひらに訃ひとつ舞い頻るさくら
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 句会後、懇親会へ。このあと梅田に出て、大阪駅JR高速バスターミナルから金沢行きのバスに確実に乗車しなければならないので、早目に失礼させていただく。「気を付けて行ってらっしゃい」のお言葉を頂いて、みなさまとバイバイ。新しくなった梅田で、駅員さんに尋ねてやっとバス乗り場まで。1階窓側の席。
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 6日、早朝金沢駅の少し手前、香林坊にて下車。少し先のホテルまで。洗面所を借りて身支度、朝食は前日宿泊者のみとのことで、再び外へ。明日の句会場「石川県文教会館」の下見をと、探すが、見当たらず。石垣沿いにお堀通りに出てから金沢城公園へ。満開の桜の美しさに魅せられて、ほぼ全体を歩き回る。作句。さらに兼六園へ。園内の時雨亭にて、お煎茶・お菓子を戴く。さらに三芳(みよし)庵にて、瓢(ひさご)池に映る桜を見ながら昼食。(写真中:瓢池)
 最高の桜を満喫、しいのき迎賓館へ。ハープの演奏を聴かせていただく。
 雨の中を出たが、傘を持ってきていないので、すぐ横の石川四高記念文化交流館にて雨宿り。窓外に雨の桜をちらちらと見ながら、明日の句会に向けての作句。計56句。近くで傘を買い、夕食はサイゼリア金沢香林坊109店にてハンバーグ、赤ワインなど。ホテルまで。推敲。
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 7日、10時にホテルを出て、句会場石川県文教会館を探して歩く。風雨が強くて、傘を差していられない。受付を済ませて、窓際の端席に。今日志、いそこ、悦子、祐子、洋子ほか各氏とご挨拶。いそこさんは隣に着席。13時に出句後、外へ。雨がきついので、近くに喫茶店を見つけてコーヒーとトースト。京都から来られた凛(りん)のみなさまとしばらく談笑。店内には白い藪椿が飾られていて、店主から薀蓄を少し。
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  〔第61回 蟹の目現代川柳記念大会〕 参加93名。うち24名は県外から参加。4題各2句出し。3題共選。各題入選35句、佳作3句、秀2句。
  本日の入選句。
  刻を食べたのだろうか骨の無い記憶 (共選、佳作3 、平抜き)
 自己掘削の面に哀ばかりが溜まる (福村今日志選「面」 佳作?)
  (本日の没句)
  運を滑り落ちたわたしという冬木
  水になるまでときどき運へ振る尻尾
  刻として海までの距離測りあう
  熱としてこの世に留めておく私家版
  弔問客でしかない位置にいる微熱
  回顧するたびにわたしを濡らす面
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 大会終了後、本日選者の典子氏、凛のみなさまとほんの少し玄関先で談笑。あと雨風の中、尾山神社まで。さらに歩いて大和デパートアトリオまで。美味彩膳にて、雨の金沢城公園の方を見下ろしながら、夕食。香林坊23時06分発の高速バス発車までの時間潰しに、サイゼリヤまで。飲み物とケーキを取って作句・推敲。窓外の木が風で揺れていた。外に出ると冬かと思うような寒さ。

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瓦版4月句会~第61回蟹の目現代川柳記念大会”にコメントをどうぞ

  1. りょーみさすけ on 2013年4月9日 at 9:50 AM :

    「私にとっていい句は、私が作りたい句。
     私にとっていい選者は、私が作った句をいいと思ってくれた選者」
    いそこ様これは名言です。この言葉に同調する人はどれほど沢山いるでしょう。ミ凸ヽ(^_^ )太鼓判だね
    岸本水府師も次のようなことを言ってます。
    『その人限り、その人でなければ詠えないような作品こそ、本当の川  柳であります』
    『選者論を語るほど難しいものはありません』

    ところで、「どんな句が良いのか、これを言い出すと大変です」という姉さんの言葉。ページを何枚割いても「よい句の定義」を津々語録に書き残していくべしです。「悪い句の定義」は多くの方が書いておられますから・・旋風を巻き起こしましょう。___ψ(‥ ) カキカキ

    • あきこ on 2013年4月9日 at 1:06 PM :

      りょーみさすけさま
      よいと思う句は、いただいた句集などからときどきブログにアップしています。ユーモア句が少ないのは、その性質上、心に響くまで至らない句が多いからです。
      ユーモア句でズシンと響く句があれば、大したもの。無理をしてそういう句をつくろうとは思わないですが。
      採らなかった理由が言えないうちは、大会の選者はすべきではないと思います。地方に行くと、お名前を存じ上げなかった方で、これはと思う選をされる方を見いだす楽しみがあります。
      今回の最も大きな収穫は、「桜」だったかも。一本ずつ、会話しながら時間を忘れて歩きました。翌日は暴風雨でしたから、私を待っていてくれたかのよう。
      桜のいちばん美しいときには、確かに神が宿りますね。
      私も、西行法師の「願はくは」の歌のように、その頃に死にたい。ちなみに父は、西行とおなじ日(3月23日)に亡くなりました。

    • 竹内いそこ on 2013年4月9日 at 8:42 PM :

        さすけさま 
         太鼓判 ありがとうございます。
         本当にそうですよねー。
       

  2. 竹内いそこ on 2013年4月9日 at 8:38 PM :

    願はくは の歌の影響なのか、あまりにみごとな桜を見ると何か物悲しさを感じます。それもまた「神の声」なのでしょうか。私へのメッセージが何なのかを考えて、桜並木を散歩してみます。

     やはり あきこさんの没句集を文字で味わうのがいいですねえ。
       刻として海までの距離測り合う
       弔問客でしかない位置にいる微熱
       回顧するたびにわたしを濡らす面
         この三句が いま私の頭の中で物語を作っています。

    • あきこ on 2013年4月9日 at 10:44 PM :

      竹内いそこさま
      ありがとうございます。句の内容が「読める」んですねー、いそこさんは。
      (本日の没句)を書く意味もあるかも知れません。
      入選する、しないはさて置き、自分を語る自分だけの言葉を持ちたいと思います。おたがいにがんばりましょう。

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