第1回川柳マガジンクラブ和歌山句会は和歌山県民文化会館にて開催。出席者は、川口明・西川千鶴・佐藤まき・定松宏枝・澄田康則・畠中友美子・佐野桂子・まつもともとこ・河野浩幸・岡﨑佳壽子・井口廣司・田中尚・谷脇幹雄・松井健三・岸本潔・畔川臣展・たむらあきこの17名。新葉館出版から松岡恭子氏。
宿題「返る」佐野桂子選
返る駒局面変える一手打つ 健 三
反対と反応あれば打つ手ある 健 三
受けた恩いつか返すと忘れない 康 則
プロポーズ笑顔でハイと倍返し もとこ
マディソン郡の橋わたれずに引き返す 友美子
秀返し針そのひと手間に秘策あり 千 鶴
仮面脱ぎ私に戻ってゆく夜半 佳壽子
戻り橋きのうのボクに会いにいく 廣 司
特人の世も手のひら返すオセロ盤 臣 展
宿題「ひとり」たむらあきこ選
独り居の気楽気儘に夜もすがら ま き
秋の夜はマンガの中に逃げこんで 浩 幸
独り居の夕餉の相手猫のタマ 宏 枝
終幕へひとり自在の夢灯す 佳壽子
飄飄と群れない強さ光ってる 健 三
秀妻が留守ひとりの夜はくつろげる 康 則
ひとりじゃない犬も蚊もいるゴキブリも 尚
少年のボクが遊んでいる砂場 廣 司
特輪の中に独りポツンとバリア張る 友美子
(報告・たむらあきこ)
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