柳人紹介(40)加藤 当白さんの25句
慰めの光度が胸に届かない
音として吐けば跡形なく消える
あふれ出たオーラに生き方をもらう
フェードアウトするまで僕の音でいる
聴覚と嗅覚に棲む遠い過去
前を行く杖がバトンに見えてくる
本物を前に震えが止まらない
シャッターを開ける家族を背負う音
消火器に平穏無事という埃
愛されるプーさん 射殺される熊
スロープのゆるさはやさしさのかたち
僕にしか出せない音がきっとある
ありのまま響く開放弦でいる
思い出はスローにすると泣けてくる
白という起点があった自分色
音域が広がる僕という楽器
私淑する人の無言を聴いている
一点の曇りは全体を覆う
ありきたりの言葉で拒絶されている
ゆっくりでいいゆっくりがいい開花
彼岸からとんぼの群れが戻らない
単音がぽたりぽたりと沁みてくる
眠くなるリズムで終わりたい呼吸
イヤホンと音の水槽へと潜る
交わった点が始まりだった線
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あきこさま
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
年の瀬には直にお声が聞け、大変な励みとなりました。
拙句のご紹介、誠にありがとうございます。
以前、本ブログにて架空の『五十句集』をアップしていただいたことがありました。
確認しましたら、5年前のちょうど1月でした。
当時、まさか自分が架空でない句集を出すことになろうとは、夢にも思っておりませんでした。
あきこさんの作品群を拝見するたび、感嘆しております。
私にとっては、これからもゆるぎないお手本としてあり続けることでしょう。
今後ともご声援のほど、よろしくお願いいたします。
加藤 当白さま
当白さんがこの先積み上げていかれる句を思い、心に希望の灯が点る思いです。
この世界も若い人に繋いでいかないといけないので。
あきこも、動けなくなるまで句会大会に参加、句を集めては生きた証を残そうと思います。
どうか、淡々と、続けていって下さい。
応援しています。(^-^)