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(@o@) 耐久生涯大学 川柳専科
2024年6月8日(土)13:00~14:30
❶川柳クリニック Vol.19 No.08 (川柳マガジンから転載  川柳クリニックDr.たむらあきこ)
未だ少し恋に身を焼く日がほしい 奥田 悦生
 「未だ」は「まだ」で。言いたいことをもっとズバリと。
まだ恋に身を焦がしたいぼくの古希
一目を置く宿敵の人間味 丸山 孔平
 「(一目を)置く」が「宿敵」に係るのか、「人間味」に係るのか。そこを明瞭に。
宿敵へ一目を置く人間味
夕刊の薄衣で知る雨もよう 城戸 幸二
 比喩の「薄衣」に違和感。
袋入り夕刊雨を気付かせる
大宰府の梅は昔の顔で咲く 赤松 重信
 「昔」に具体性をもたせる。
大宰府の梅道真の貌(かお)で咲く
定年で旅が始まる 新しく 石寺北次郎
 安易な一字空けを避ける。
定年へ始まるぼくの次の旅
妻の座は総理も勝てぬ君主制 河瀬 和弘
 「総理」「君主制」は如何なものか。ここは「王様」くらいで。
妻の座の妻には王様も勝てぬ
ゴール跨ぎ二番手来季決意する 林   進
 「跨ぎ」までは要らない。
二番手のゴール来季へ決意する
減量も化粧もしないのが理想 伊藤 聖子
 このままでは散文。「減量」と「化粧」のどちらかを省くことで音数を節約。
すっぴんがいいわたくしの自然体 ↑各自添削してみる  

❷【川柳の名言】
➀川柳は人間陶冶の詩である。  麻生路郎
➁いのちある句を作れ。  麻生路郎
➂川柳を単なる遊びの趣味として終わらせるか、ライフワークにまで育てることができるかの岐れ道は、だいたい五年で決まる。  時実新子
➃リズムを持たない川柳は踊れない靴のようなものだ。  川上三太郎
➄わが句はわが子 愛して 誇るな。  川上三太郎
➅技巧とは飾ることでない。むしろ飾らぬこと、飾ってはならぬことである。川上三太郎
➆聴く 読む 見る が私の師である。  椙元紋太
➇真実を伝えるということは、必ずしも克明にものを写すことではない。その中に生きた姿をつかみ、それを示すことである。  前田雀郎
➈表現の如何に拘らず、自分の心を投入し、自分のいのちを燃焼した自身の人生の軌跡を書きとめてほしい。  橘高薫風
➉作ることの上達は作ることしかありません。  尾藤三柳

【鑑賞】川柳マガジン「川柳杯」2024如月賞「長い」入賞句から
ドナーへの恩を長生きして返す  松田順久(大賞 賞金10万円)
悲しみをほぐすと長い糸になる  大嶋都嗣子(準賞 賞金1万円)
長い目で見れば真水に戻ります  古賀牛石(準賞 賞金1万円)
母になる延長コード足しながら  
鈴木明夫(準賞 賞金1万円)
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( ..)φ添削してみよう。(5月レクチャーでお預かりした句)   
月ごとの支払い苦し物価高⇒
三日月が笑う悪意を秘めた口⇒
人ごみの中に埋もれて影もなく⇒
月明かり闇を照らしてたどる道⇒
月給の分だけ仕事すぐ帰宅⇒
船中で酔いが回って地獄見る⇒
満月が照らす背中に感謝する⇒
中心になったあなたが眩しくて⇒
大国が月の争だつ血道あげ⇒
月並みのことしか言えずくる別れ⇒
満月がめぐり来るたび思い出す⇒
月の光たよりに探す 迷い猫⇒
月探査かぐやの世界おびやかす⇒
❸【実作】「少し」
各2句以上、講師に提出。(次回添削用) 下余白にご自分の作品を記入、残しておいてください。




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