柳人紹介 (39)真島 久美子さんの25句
傘の中明日の約束などしない
水滴のついた言葉を持て余す
水底にぽつんと置いてある失意
鍵穴を覗くと向こう側も雨
そこらじゅう雨で昨日を片付ける
花びらの重さを知っている水面
流氷のひとつひとつに迷子札
ためらいもなく指先が離陸する
冤罪という名の雲を折りたたむ
哀しみの高さで飛んでいる蛍
わたくしの闇が浸水してしまう
舌先で転がしている不発弾
真っ白く咲いて錯乱してしまう
強いねと言われ淋しいよと返す
射程距離もうワタクシを隠せない
落とし物ですか 捨てられたのですか
冗談の続きのように見る遺影
日記帳ここにも灰汁が浮いている
やさしさがこわくてつぶつぶになった
守りたいものが私をすり抜ける
しっかりと水気を切って出す手紙
優しさですべてを包む卑怯者
絆ってなに遠くから投げる石
桜にも母にもなれず春がくる
待つ人はもういないので咲きますね
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ご紹介、ありがとうございます!
句集を出すって、勇気よりも根気だなと感じています。
これからも頑張ります!!!!
久美子さま
いつもは20句の紹介なのですが。
いい句が多くて。
感性的なものか、どこかあきこの句に通うところがあり、同質を感じる句がいくつかありました。
久美子さんの句には若さがあるので、その点はちょっと違うかもですが。((´∀`))
いま、もっとも注目する作家のお一人として。
すでに、つぎの句集を期待させていただいております!!
お電話でお話しさせていただいた通りです。
これからも、よろしく。