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(11日、記す)
 6日の瓦版句会、7日の川柳塔本社句会、8日のあかつき句会、9日の 時実新子・月の子忌 七回忌川柳大会、川柳塔わかやま吟社句会。息を吐くように371句の川柳を吐き続けた5日間だった。
 9日、時実新子・月の子忌 七回忌川柳大会は参加299(?)名もの盛会。故人の影響力の大きさ、深さを感じさせられた。印象に残ったのは、大会の最後、故時実新子氏による自句の朗読。ずしりと響く句のチカラに圧倒される思いで拝聴。ミニ講演の安藤まどかさんのお話からは、素の、母親としての時実新子さんが浮かび上がってきて、ホロリとさせられた。
 2句出しということで、各題約600句の中からわずか入選35句。
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  〔時実新子・月の子忌 七回忌川柳大会〕 参加299(?)名。兼題8題、席題2題。各2句出し。 
  本日の入選句。
 折りたたみ傘ひらくのもまた微熱 (阿川マサコ選「熱」)

  (本日の没句から)
  そしてわたしを眠らす乳母車日和
  まだ早い発語(ほつご)を裏にひそませる
  触れてゆく裏にはまたも蛇苺
  メビウスの帯か表裏を欺けぬ
  友だちを飾る友だち甲斐みせて
  哀しみは減ったかおみくじを結ぶ
  放擲(ほうてき)のたびにわたしが満ちてくる
  俯きがちであるアンニュイの熱
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 上記、没句の数が足りないのは、別紙に書きとめることを忘れて出句、分からなくなってしまったため。
 会場で呼名される殆どの方のお名前を存じ上げない。司会のひろ子さん、選者の由紀子さんほか、お声を掛けていただいた方々とご挨拶。みなさま、どうもありがとうございました。
 帰りは喜八郎氏、啓子さん、小雪さんと歩いてJR元町駅まで。喜八郎氏の健脚にはビックリ。途中、商店街の、外に出ているテーブル席にて休憩、歓談。
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 8日、10時前にホテルを出て、地下街のクリスタ長堀の喫茶店にて、朝からつくった句を推敲。12時前、地下鉄長堀鶴見緑地線にて谷町六丁目まで。③番出口から徒歩3分、新谷町第一ビル2階の句会場まで。本日は一筒さんのお話「雑感」がある。
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  〔第80回 あかつき川柳会句会〕 出席61名、欠席投句32名。
  本日の入選句。
  挫折感あって足音まで萎える
  例えばのはなしで傷痕を誇る
 さくらさくら最後は軽い声で逝く (松本初太郎選「最後」 人)

  時事吟
  アベノミクスが助けてくれた化石株
  (連記:景気感ちょっぴり乗ってみたくなる)
  (本日の没句)
  性情に触れては同郷を誇る
  まだ賭けるものあり愛を込めて飯
  重いはなしはせぬことにする箸を割る
  箴言(しんげん)を零し最後を澄むさくら
  余白ふたつ重なる足が揃わない
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 句会終了後、地下鉄谷町線で南森町、堺筋線で日本橋まで。途中、回数カードを落とす。元祖ぎょうざの店「珉珉」で夕飯後、駅近くのホテルまで。休憩してから、翌日の句会へ向けて作句。
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 7日、ホテルで朝食後、8時頃地下鉄堺筋線で日本橋、千日前線で谷町九丁目まで。駅近くのマクドナルドでコーヒー、朝までつくっていた句を推敲。ほとんど寝ていないので、フラフラ。12時過ぎに句会場ホテルアウィーナまで。保州、朋月、蘭幸、月子ほか各氏とご挨拶。
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  〔川柳塔本社3月句会〕 出席128名。
  本日の入選句。
  吹きすさぶ野分(のわけ)がくれたカタルシス
 さくらは自在に隙間に見せているあの世 (小島蘭幸選「ほんのり」 佳5)

  (本日の没句)
  嵐だとしても自在になど吹けぬ
  リアリストの砂漠もにんげんを噛むか
  哀ひとつ噛みいちにちが動かない
  一閃の頓知が青も赤にする
  喩(たとえ)として預ける頓知なのだろう
  コンベヤーの能面わたしを置いてゆく
  コンベヤーに乗らぬわたしの尾骶骨
  寝姿は泥かきのうを脱ぎきれず
  喪失感は泥で柩も囲めない
  喪から見上げる位置にほんのり月がある
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 寿子さんと談笑。夕食は長堀橋駅近く、クリスタ長堀の「鎌倉パスタ」にて。6日とおなじホテル、連泊。

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川柳行脚‥「時実新子」のたましいに触れる”にコメントをどうぞ

  1. りょーみさすけ on 2013年3月11日 at 9:34 AM :

    昭和50年代、時実新子さんの周辺にいた作家には優秀な方がいっぱいおられる。墨作二郎、金築雨学、定金冬二、岩井三窓、但見石花菜、森中惠美子、前田芙巳代、大西泰世、ウオミタカコ、などなど。中でも、Tさんは、私の敬愛する、唯一目標にと思っている方で、余り人を誉めたことがない新子さんをして、「めっちゃくちゃ、川柳がうまい!」と言わしめた人である。Tさんは男性、名前は次のお楽しみとして伏せておきます。[壁](・・ )))。。。へッへッへッ

    • あきこ on 2013年3月11日 at 11:47 AM :

      りょーみさすけさま
      はへ~、疲れました。
      でも、2、3日休んだらまた復活!するでしょう。
      今回は川柳塔も時実新子さんのほうも、(句風を)合わせずに、「自分の句」を出してきました。まあ、結果を見ればちょっと苦戦だったかな。(笑)
      没句は、その選者にとっての没句ですから。没句のほうがよい、とこのブログを見て仰る方もおられます。
      おにーさまは、あちこちで秀句、おめでとうございます。ファンが増えてきていますよぉ~。

  2. 田村ひろ子 on 2013年3月11日 at 4:44 PM :

    あきこさま
    時実新子月の子忌七回忌川柳大会にご参加くださいまして、ありがとうございました。遠路お疲れ様でございました。
    お目にかかれて嬉しゅうございました。
    今後とも よろしくお願い申し上げます。

    • あきこ on 2013年3月11日 at 5:19 PM :

      田村ひろ子さま
      集中力の限界か、句のあまさをいまになって反省しています。
      こんど行かせていただくときは、前後の句会を省略するつもりです。(入選云々ということではなく)
      発表誌が楽しみです。これから残りの句を推敲するつもりです。
      ほんまに疲れました~。(地元弁)
      美声の司会、お疲れさまでした。

  3. 北原おさむ on 2013年3月12日 at 2:27 PM :

    あきこ さま
    月の子忌川柳大会でお声を掛けることが出来て光栄でした。今度お会いする時は、必ず声を掛けると約束してましたから。
    柳誌「川柳瓦版」までいただいて感激しました。
    時事吟は意味がすぐに解るのがいいですね。でも、いい句と云うのは読んで直後に解るのではなく、2~3秒後にじわっと効いてくる句でしょうか。私も時事吟、挑戦中です。まずはセンマガの時事川柳入選が目標です。そのあとで、瓦版にも挑戦します。
    またお会いした時に声を掛けさせていただきます。

    • あきこ on 2013年3月12日 at 3:08 PM :

      北原おさむさま
      お会いできてよかったです。
      川マガは投句数が日本一ですので、なかなか入選が難しいとは思いますが、がんばって下さい。
      おっしゃる通り、いい句はあとから効いてくるのかも知れませんね。
      読売新聞にうちの先生の「よみうり時事川柳」欄がありますので、ここも倍率は高いですが、挑戦なさってみて下さい。
      ではまた。公会堂のリアル句会もたまにのぞいてみて下さいね。

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