(^◇^) 名草川柳会(第5回勉強会)
2023/10/17(火)
(川柳マガジン10月号(2023)「句集燦々」より、『たむらあきこ吟行千句』書評。)
このいまをあがき切ったら過去になる
膨大な過去の伝わり方の上に生まれ、未来における今日を言葉で描く人物を「作家」という。たむらあきこ氏は「作家」である。本作は世紀を超えて人の手に取られる一冊。短詩文芸。韻の文芸、七五調を使わせていただいている文芸。それ以前、それ以後、作家の内在律によって綴られている文芸。膨大な句のオーラ。たむら氏の内在律に読者が同調していく過程で、句を読む声がたむら氏となり、身体的存在感が氏と重なってゆく。句となってゆく。彼女が訪れた場所に、訪れたことのない読者が佇む。この感覚にデジャヴはない。即ち、唯一無二の「作家」による一冊。卵割からの歴史をきのうと詠む作者。ぜひ数多の人々に届けたい。(松橋帆波氏)
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おそれざんぴんく
川上三太郎
恐山石積む愛か呪詛の手か
恐山 石石石石 死死死
恐山 イタコつぶやく蟹となる
恐山死と死の間に石を詰め
惻々と恐山死を引き寄せる
恐山ほと走る朱を落暉とす
恐山われが真紅の血は頒けず
『たむらあきこ吟行千句』から、9句。
根尾谷淡墨桜吟行9句
煙る雨のなかにさくらが炎えている
不死鳥のかたちに雨を白くする
雅のさくら雨空に立つ
わたくしの中に凭りつづけるさくら
不死鳥を竦ませている深い雨
根接ぎするあなたがあした咲くように
祈りもすこし塗りこめておく接合部
千五百年不死鳥が立っている
わたくしの亀裂もひとときの無惨
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〔復習〕〈きのう〉とはいつのことか。川柳に詠まれる〈きのう〉はたんに今日の前日の昨日とは違う。古くは、今日からいつではなく、ある時点より近い過去という漠然とした意味で用いられていた。「ある時点より近い過去」というのは、私の句が心象句であることから、遠近を問わずどのあたりの過去であってもよいということになる。遠い過去も引き寄せれば昨日のように近くなるからである。(たむらあきこ)
⑵【鑑賞】上記16句を鑑賞。
⑶【実作&添削】宿題:「 」 つぎの勉強会のはじめに各自1句白板に書いておいてください。互評&添削。
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あきこさま
お久し振りです。
いつもこの「名草川柳会」を自分が受け持っている川柳講座の進め方の参考にさせてもらっています。どんな内容で、詠み方を伝え、どのように人の句を鑑賞したらいいのか。
作り方をかかれた参考書は沢山ありますが、「鑑賞」ということがあまり重要視されていないので残念です。だからあきこさんの勉強会の進め方を描かれているのがとてもありがたいです。
今週の日曜日22日は七尾にて国民文化祭ですね。
私も北陸新幹線、電車を乗り継いで参加します。
会場であきこさんにお会いできるのを楽しみにしています。
竹内いそこさま
お久しぶり!!
21日は、正午少し前に金沢駅に到着。柳友お二人と昼食、どこに行くかは未定ですがそれから金沢を一人吟行。
金沢駅近くのホテルに一泊。
22日は、七尾線で七尾まで。バスで会場まで。
七尾泊。
23日は、朝の七尾吟行。バスで金沢駅まで、この間(車中)吟行。このバスがあちこち、ここというところを走ってくれる?ようなのね。
金沢からは、ふつうに特急サンダーバードで大阪↝和歌山と帰ります(一応、予定)。
当日は、どうぞよろしくお願いいたします。
少々、おしゃべりできるといいね!