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 17日に帰っていた息子が21日に(パソコンを教えてくれるなどして)帰り、気がつくと今年も終わり。あと一週間だが、平穏な新年を迎えたい。
 コロナ禍で、今年の大会・句会出席はわずか19回。誌上大会・句会参加は3回。背景色のある18句はいずれ句集に収載予定。


もういちど降りてわたしの駅にする(川柳塔わかやま吟社1月句会 岡内知香選「再」 人)
ふたたびを引きよせる悔い古日記(川柳塔わかやま吟社1月句会 岡内知香選「再」 地)
周囲へは極上としておく独り(川柳塔わかやま吟社1月句会 上田紀子選「極上」 人)
自由という極上は手に入れている(川柳塔わかやま吟社1月句会 上田紀子選「極上」 地)
どれほどの熱かと嗤う「愛してる」(川柳塔わかやま吟社 1月句会 柏原夕胡選「熱」 天)
ぐいぐいと光を寄せている一途(堺番傘5月句会 八木侑子選「光」 止め)
天国かも知れぬが地獄かもしれぬ(第18回 鈴鹿市民川柳大会 平井美智子選「微妙」 秀の一つ前?)
許しているあなたがいつも勝っている(川柳塔わかやま吟社7月句会 柏原夕胡選「勝利」 人)
逝ってしまったあなたの海が手に残る(番傘川柳本社句会(第58回 水府忌) 笹倉良一選「さりとて」 秀の二つ前)
メール打つリズムはきっと春だろう(番傘川柳本社句会(第58回 水府忌) 植野美津江選「リズム」  秀の一つ前)
生きていることも錯覚かもしれぬ(堺番傘8月句会 岸井ふさゑ共選「錯覚」 止めの二つ前  )
ふたりからひとりへ緞帳が下りる(堺番傘8月句会 荻野浩子選「あたかも」 止め)
洩れやすいパイプと折り合いをつける(堺番傘8月句会 片岡加代選「パイプ」 止めの一つ前)
そしていま還らぬ影をふくらます(堺番傘9月句会 柴田桂子選「膨らむ」 止めの一つ前)
口論のあと敬礼をしてしまう(堺番傘9月句会 笠嶋恵美子選「口論」 止めの二つ前)
ペコちゃんの顔なら口論にならぬ(堺番傘9月句会 笠嶋恵美子選「口論」 止めの一つ前)
このままでいけばルノアールの女(第25回 クレオ川柳大会 ?選「未来」 特選の一つ前)
希望という雲に最敬礼をする(第25回 クレオ川柳大会 平尾正人選「希望」 特選の一つ前)
かなしみを伝えて回りきれぬ独楽(堺番傘10月句会 銭谷まさひろ共選「伝える」 止めの一つ前)
立ちくらむ独りに水音がしみる(第37回 美ら島おきなわ文化祭「川柳の祭典」 真島久美子選「ゆらゆら」 特選の止め)
水音が冒険心を萎えさせる(第37回 美ら島おきなわ文化祭「川柳の祭典」 上村脩選「冒険」 準特選)
戦跡の石ころにんげんに触れる(第37回 美ら島おきなわ文化祭「川柳の祭典」 阪本高士選「触れる」 特選の止め 一般社団法人全日本川柳協会理事長賞)
自転車をおりてしばしを雲に乗る(川柳塔わかやま吟社11月句会 堀冨美子選「自転車」 地)
女ともだちケーキが距離を近くする(川柳塔わかやま吟社11月句会 松原寿子選「ケーキ」 地)
どうなるのだろう洗脳されている(川柳塔わかやま吟社11月句会 川上大輪選「入る」 地)
咲いて咲き満ちる勢いなのだろう(堺番傘11月句会 池田貴佐夫共選「勢い」 止め)
記憶から記憶へきみが見えてくる(令和4年度 文化祭川柳大会 上村脩選「並ぶ」 天)
ぼくという庭にあなたを咲かせきる(令和4年度 文化祭川柳大会 駒木香苑選「庭」 天)
波音が入ってその後が消える(川柳塔わかやま吟社12月句会 小谷小雪選「その他」 地)
妥協というかたちへ海が凪ぎだした(川柳塔わかやま吟社12月句会 川上大輪選「平」 人)
憎なのか愛なのかまだ分からない(堺番傘12月句会 柴田桂子選「微妙」 止め)

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