投資信託を買わされたあとも、なんと日を置かず窓口の女性から「もうほかに低金利で預けているようなお金はありませんか」と電話があったのね。もちろん怒ったのだが、そのあと紀陽銀行にある預金をほぼすべて自衛のためにほかの金融機関に預け替えることにしたのね。
その日、そういうことが洩れたのか、資産運用窓口の女性と上司の課長二人が行内で愛想笑いをしながら近づいてきたのね。
「あなたたちも、上から言われて仕方なく従っているんでしょうけれども」
「高齢者というのは、これから稼ぐということがもうできないのよ」
「高齢者をだますようなことをして!」
「こんなことをしていたら、人の恨みを買うわよ」
「(投資信託などは)要らないと言っているんだから。二回言われたら引き下がりなさいよ!」
「これは、ほぼ詐欺じゃないの」
と、上記のようなことを二人に言ったのね。
「いや、ぼくらは要らないお金でやっているんで」
「要らないお金なんて、ないわよ」
「いや、だから要らないお金で」
「だから、要らないお金なんてないって」
「あ、はい」
あとは、しどろもどろだったのね。要するに、自分たちのやっていることの良し悪しは分かっている。情けない。これが、紀陽銀行の実態。自分たちの儲けのためのカモ探し。手数料の高さなど何もわからず、言われるままに売り買いして身ぐるみはがされる高齢者はどのくらいいるのだろう。
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