いちばん幸せなのは「ひとり」だと言うと、頷く方も多いのではないか。家族で暮らすことが幸福だといういままでの常識を、もういちど考えてみる必要がある。どの家族をみても、幸福度がいまのわたしの一人暮らしに勝るとは思えないのね。
一人暮らしの方の生活満足度は、どの方も本当のところ家族との同居の方に勝っているのではないかと思うのである。つまり、老後(しばらく?)はひとりがいちばん幸せということ。その要因は、生活の自由度が高いということに尽きているのね。自分のペースで暮らし、老いとも向き合えるということ。
「老後はひとりで暮らすのがいい。ひとりで暮らしたい」と考える方が、とくに最近増えてきたように思われる。もちろん息子、娘との同居がよくないとまでは言わないけれども。若い世代と一緒に暮らしていると、いさかいになることも多いだろう。つい依存してしまうこともあるだろう。人間は使わなくなった能力から衰えていくというから、誰かに頼れると思うことで衰えが早くなってしまうかもしれない。
同年代の友だちと話していても、老後は自由な一人暮らしをしたいという方がほとんどなのね。わたしは五十代前半で父を見送り、その後は一人暮らし。何時寝ようが起きようが、誰に気兼ねをすることもなくなったのね。しかし、亡父の飼っていた犬二匹の世話に5年ほど実家に通ったのと、当時大学生だった息子への仕送りが大学院(博士課程前期)修了まで6年間続いたのね。完全に肩の荷が下りたのは五十代後半。やっと川柳にも多くの時間を割けるようになったのね。
あと十年ほどいまの暮らしを続けて、どうにもならなくなったら、できれば近くのケアハウスのようなところにお世話になりたいのね。自宅はそのままにして、ときどき帰ってこれたらいいなと。さいごは病院になるだろうが、なるべく短期間で済むようにと。これを終活というのね。いろいろな方のさいごを思い浮かべている。
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