四年前の9月4日を忘れない。この日の前田咲二先生からのお電話が、さいごとなった。熊野周辺吟行の前日である。先生は、この電話で「行きたい、一緒に行きたい」と叫ぶようにおっしゃったのね。瀞峡(どろきょう)でかつて海軍兵学校の親友4人で舟遊びしたことを、細かく、息を切らしておっしゃった。新宮生まれの先生にとって、吟行先熊野はなつかしいふるさとなのね。先生は、9月27日に亡くなられたのである。食道がんだった。享年92。
つぎは「川柳瓦版」第635号から。たまたま近くにあったこの号に「咲くやこの花賞ベストテン」、23年度最終回の結果がでている。写そうかやめようかと迷ったが。来年『前田咲二 千句』を上梓することから、正確にこういうこともアップしておくことにする。
現瓦版代表のあきこへの嫌がらせや恫喝は、あるいはこのようなところに根があったのかもしれない。読売新聞関西版「よみうり時事川柳」欄を、「この欄は、日本の最高の川柳家(作家?)が担当せなならんのや」と言っておられた“東の横綱”前田先生が、現代表にこの欄を渡したくなかったお気持ちも分かるのである。(先生は同欄の現代表の選(添削)を「読む気がせん」とおっしゃって、さいごまで目を通されなかった。)
代表(会長)というのは、人を怒らせ悲しませるような理不尽な言動をしてはならない。自身が疑われるだけである。代表の言動に“こころざし”がなく、“品性”がなく、“正義”がなくてだれが本気でついてくるだろうか。
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咲くやこの花賞ベストテン(最終回)
1位 たむらあきこ 20点
2位 古久保和子 16点
3位 居谷真理子 15点
4位 前田 咲二 15点
5位 河村 啓子 14点
6位 加納美津子 14点
7位 森田 律子 14点
8位 中 博司 12点
9位 下谷 憲子 12点
10位 谷口 義 11点
10位 新家 完司 11点
10位 井上 一筒 11点
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