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 何も予定通りにはならない。「後継者として(瓦版に)来てくれ」と頼まれて入ったわたしが、現在後継者にもなっていない。永久選者なのに〚咲くやこの花賞〛の選者にもなっていない。前田先生はこのことを現代表に対し、あの世でどれほど憤り、情けなく思っておられることだろう。

 先生は、一度だけ「あんたも(瓦版の会のため)金を使ったんやな」という言い方で詫びられた。そのことは、先生の責任ではない。現代表に恫喝されたわたしが、わずらわしく面倒になって引き下がっただけのこと。先生はお約束通り、ご自分がご病気で倒れられるまでのほぼ十年間、毎月自腹を切って交通費ほか(一部)を渡してくださった。倒れられる少し前に「(読売)新聞社に(選者として)あんたの名前を届けておくぞ」と念を押されたのである。(上記の恫喝があり、お断りさせていただいたのね。)

 編集同人になって3年目くらいのことだったか。先生のご意思は明確で、たいせつに誇りにされていた読売新聞「よみうり時事川柳」のつぎの選者を「直接(あんたに)渡したい」とおっしゃった。「それはちょっと、むずかしいんじゃないかな」とお答えしたのね。現代表のもろもろのことがあったから。で、はっきりとお返事しなかった。「よみうり時事川柳」の選者はできても、瓦版の会会長を兼任しなければならないことを少々むずかしく感じだしていた。先生は「これからは女性でええんじゃ。やったらできるぞ」ともおっしゃったが。

続きは次回

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