部屋の片づけをしていると、すっかり忘れていた句がいろいろ出てくる。いままで、句集を編むときの自選から外れたものだが、いま見ればそれほど悪くない。
いくつか挙げると。
押印をたどってゆくと火の匂い (葵水賞 第1位)
上記は、川柳塔わかやま吟社の平成21年度年間賞をいただいた句。まったく忘れていたので、少々驚いた。(よくよく思い返すと、この句は前田先生が却下されたのね。「『火の匂い』があかん」とおっしゃった。理由もおっしゃったが、ブログには先生のことばとしてアイマイなこと、中途半端なことは書けないのです。)
自棄の影ひとつを払えないでいる
上記、川柳マガジンクラブ大阪句会の互選用に出した句。
訃のあとを記憶の中に鳴るピアノ
川柳マガジンクラブ大阪句会にて、嶋澤喜八郎選「ピアノ」(だったか?)の特選。
深く腰掛けて余韻のなかにいる
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没句をあっさり捨ててはならない。選者の眼が優れているとは限らない。没句の欠点があとから見えてくる場合もあるが、それはそれで喜ばしいこと。とにかく、詠んだ句すべてを捨ててはならない。(句の値うちは発想が8割、技術的なことはあとでどうにでもなるのね。)
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