世界遺産・湯の峰温泉吟行(短句)18句(2020/10/27-28)
捨てる場所へと拾われにゆく
温泉卵拘(かかわ)りを買う
たまご茹(ゆだ)って会話糸ひく
湯筒(ゆづつ)にうたうたまご野菜ら
きのうのことも煮える湯筒に
つぼ湯にとけるやがてきのうも
午後の手足をひらく高温
岩風呂までの千日の行(ぎょう)
壁の脆さよわたくしの壺
肢体ゆらめく湯垢離場(ゆごりば)のかぜ
川沿いに在るつぼ湯きのうの
山の深くに記憶潜伏
小栗判官(おぐりはんがん)やがて餓鬼阿弥
伝説が咲く熊野彼方此方(おちこち)
逃れようなくひとと別れる
あの日のままの許せないこと
加護は薬湯けふもきのふも
一遍のいまわたくしのいま
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………
湯の峰温泉(ゆのみねおんせん)は、和歌山県田辺市本宮町(旧国紀伊国牟婁郡)湯の峰にある温泉。4世紀頃に熊野の国造、大阿刀足尼によって発見され、後に歴代上皇の熊野御幸によってその名を全国に知らしめた日本最古の湯で、古くから熊野詣の旅人達にとっての湯垢離と休息の場として知られていた。2004年には紀伊山地の霊場と参詣道の構成資産の一部として、温泉としては世界で唯一の世界遺産にも登録されている。餓鬼阿弥の姿となり死の淵を彷徨う小栗判官が、照手姫の助けで湯に浸かって体を癒した「小栗判官と照手姫伝説」が残る[1]。(Wikipediaから、一部)
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