前田咲二先生がご存命で、わたしの江田島吟行の様子を9月の瓦版句会で聞かれ、笑っておられたことを思い出す。先生へのおみやげは「海軍カレー(レトルト)」だったか。下記は、四年前の当ブログから転載。句には少々手を入れた。どこまでも推敲が要るのである。
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きのうのきみの足音を聴く小用港
葉隠のおもさ五体を鍛えぬく
殴られて同質性の兵になる
規律の鎖絡んでおれがいなくなる
軍人の型へ入ってゆく月日
生徒倶楽部が男どうしに架ける橋
他愛ないはなしも弾ませて倶楽部
兵学校の赤いレンガにある矜恃
煉瓦館のかたちのうえに積む月日
誇り高き江田島健児夢のあと
ことばにはならず時代の影を踏む
足うらがまだヒロシマを忘れない
青空に吸われて無蓋車で帰る
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